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車検前に要チェック!防錆状態の見方とケアのタイミング

車を所有していると、避けて通れないのが「錆(さび)」の問題。特に日本のように四季があり、冬場に凍結防止剤(融雪剤)が使われる地域では、車の下回りを中心に錆が進行しやすくなります。そして、車の健康診断とも言える「車検」では、この錆の状態が重要なチェックポイントの一つになります。

では、実際に車検前にどのように防錆状態をチェックすれば良いのか?そして、どのタイミングで防錆施工を行うべきか?本記事では、車を長く安全に乗るために知っておきたい防錆の見方とケアのポイントについて詳しく解説します。

なぜ「錆」が問題なのか?

錆は金属が酸化することで発生し、時間とともに素材をもろくし、強度を低下させてしまいます。自動車では主に以下のようなリスクが考えられます。

  • 下回りの部品の劣化(ブレーキパイプ、サスペンション、フレームなど)
  • 部品交換コストの増加
  • 車検不合格のリスク
  • 安全性の低下

つまり、錆は見た目だけの問題ではなく、車両の寿命や安全に直結する重要な要素なのです。

錆びやすい場所はどこ?

車体全体が錆びるわけではなく、特に錆びやすい“重点チェックポイント”があります。以下を確認しましょう。

下回り全般(フロア、マフラー、排気管など)

車の下部は雨水や泥、凍結防止剤の影響を最も受けやすい場所です。普段目にすることが少ないため、気付かぬうちに錆が進行していることも。

ホイールハウス内側(フェンダー裏)

タイヤが巻き上げた水や小石が当たる部分。泥が溜まりやすく、錆の温床になりやすいです。

ドアの下部、ボンネットの内側

ゴムパッキンなどで雨水がたまりやすい場所です。水分がこもって蒸発しにくく、錆が発生しやすくなります。

ボディの傷部分

小さな飛び石や擦り傷から塗装がはがれ、そこから錆が広がることがあります。

自分でできる!錆のチェック方法

車検前には自分でも錆の状態をチェックしておくと安心です。以下のような方法で確認してみましょう。

■ 視認チェック

車体の下を覗き込み、フロアやマフラー周辺に赤茶色の変色がないかを確認します。スマホのライトや鏡を使うと見やすいです。

特に注意したいのが「進行性の錆」。表面だけでなく、触るとボロボロと崩れてくるような状態は要注意です。

■ パネルやドアの継ぎ目チェック

ゴムの内側やパネルの隙間、ヒンジ部分なども念入りに確認を。チリ(隙間)の部分に茶色い点やザラつきがあれば、早めのケアが必要です。

■ ホイールハウスの裏側を触る

手を突っ込んで、泥の塊やザラつきがないかをチェック。泥が溜まっていると錆が進行している可能性があります。

車検で「錆」はどう見られるのか?

車検では、構造部分の腐食や穴あきがないかを重点的に確認されます。例えば以下のようなケースは車検に通らないことがあります。

  • フロア下に手で押すと凹むような腐食
  • ブレーキパイプが錆で膨らんでいる
  • フレームに亀裂があるほどの錆
  • マフラーに穴が開いている

見た目はそこまで酷くなくても、整備士の点検で「進行性の錆」と判断されれば交換・修理を求められることもあります。

防錆施工のタイミングはいつがベスト?

防錆施工は「錆が始まる前」、もしくは「軽度のうち」に行うのが理想的です。以下のタイミングがベストと言えるでしょう。

■ 新車購入時

新車時の車体は防錆コーティングがされていないことが多く、最も効果的な施工タイミングです。

■ 冬前(11月〜12月)

塩カル(凍結防止剤)の散布が始まる前に防錆処理をしておくことで、冬の間のダメージを最小限に抑えられます。

■ 車検のついで

整備工場で下回りを確認してもらえるタイミングです。整備士と相談しながら施工の要否を判断できます。

■ 錆を発見したとき

軽度の錆であれば、進行を止めるための防錆処理が可能です。早期発見・早期対応が大切です。

防錆処理の種類と費用の目安

防錆施工といっても、いくつかの種類があります。用途や車の状態に応じて適切なものを選ぶのがポイントです。

防錆方法特徴費用の目安(普通車)
シャーシブラック塗装黒い塗料で下回りをコーティング約5,000〜15,000円
防錆ワックス柔軟性があり、飛び石などにも強い約10,000〜25,000円
油性防錆剤高い浸透力。再施工が必要になる場合もある約15,000〜30,000円
ラバーチッピングゴム状の厚いコートで飛び石や水に強い約20,000〜40,000円

施工の際は、「どのくらいの耐久性があるか」「再施工の頻度」「どの部分に施工するか」なども確認しておきましょう。

よくある疑問 Q&A

Q. 一度施工すればもう安心?

→ 防錆効果は永続ではありません。数年に一度のメンテナンスが必要です。特に冬季走行が多い方は、1〜2年ごとのチェックがおすすめ。

Q. 自分でできる防錆対策は?

→ 洗車時に下回りを水で洗い流すだけでも効果的です。とくに雪道を走ったあとは早めの洗浄を心がけましょう。

Q. 錆びた車は買い取り価格が下がる?

→ はい。下取り時に「下回りの錆」があると減額対象になることが多く、車両評価に影響します。

まとめ:車検前こそ、防錆チェックを忘れずに

車検は愛車の健康状態を診断する大切なタイミングです。特に錆は目に見えにくく、気づいたときには深刻なダメージになっていることも少なくありません。

  • 錆びやすい場所を把握して、定期的にチェックする
  • 錆が見つかったら早めに対処する
  • 冬前や車検前に防錆施工を検討する

こうした心がけ一つで、車の寿命は大きく変わります。次回の車検まで安心して乗るためにも、今のうちに愛車の足元を一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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