復興支援活動を通じて子どもたちを笑顔にする|ワンダフル事業部

この度スペシャルワンは新たにワンダフル事業部を設立いたしました。

スペシャルワン株式会社が掲げる指針“人の心も錆びさせない”
人の心を豊かに保つ為には、スポーツとその行動チャンスが必要と考え、新しく事業部を設立しました。
Special ONE のワンの発音とwonderful(素晴らしい)を掛け合わせた「ONEderful(ワンダフル)事業部」です。

この事業部では、地域や社会への貢献を軸に様々なスポーツを融合させ、ワンダフルな体験・経験・機会を創造し、スペシャルワン株式会社の社会的役割を向上させる事を最大の目的とします。

特に、小学生以下の子供や、障害をもつ人達へ向けた活動になりますが、どのような家庭環境や境遇であってもインクルーシブに、夢に向かう一歩目の機会を得られるような企画や体制にしていきます。

具体的な活動内容の一例〜横浜FCとの復興支援活動

復興支援活動

スペシャルワンは、サッカークラブチーム横浜FCとオフィシャルパートナーシップを結んでいます。

横浜FCは「風化させない」「継続的な支援」という強い思いのもと、東日本大震災直後から現在まで、14年にわたり復興支援活動を続けています。スペシャルワンもパートナーとしてその取り組みに参加し、ともに歩んでまいりました。

最近の取り組みの一例が、Jヴィレッジでの復興支援活動です。

復興のシンボル “Jヴィレッジ” での復興支援活動とは

Jビレッジ

Jヴィレッジとは福島県にある日本初のサッカー・ナショナルトレーニングセンターのことです。サッカーだけでなくラグビーやアメフトにも対応する施設で、震災後に復興の象徴として再建されました。天然芝ピッチや全天候型練習場、スタジアム、ホテルを備え、国際的なトレーニングやイベントにも活用されています。

復興支援活動としては、Jヴィレッジでのイベントを通じて、県外・県内の子どもたちが集まりスポーツを楽しんだり、アスリートやゲスト講師を招いて「夢」や「努力」などのメッセージを伝える機会を提供しています。その他にも施設整備・再生や、地域のPR活動・交流人口の拡大などを目的とした活動など、福島を盛り上げ再生させる活動を行っています。

行ってみて感じたJビレッジの印象と価値

活動報告

(写真は弊社社長です)

福島県にあるJヴィレッジを訪れ、まず感じたのは「自然に囲まれた、サッカーに集中できる理想的な環境」でした。

  • 充実した施設:天然芝8面、人工芝2面、雨天練習場まで備えた広大な敷地は、子どもたちが小学生のうちから一流の環境で練習できる貴重な場です。
  • 自然豊かな環境:都市部の喧騒から離れ、余計な誘惑が少ない場所は集中力を高めてくれます。
  • 特別な体験:日本代表も利用する施設で、同じ環境を体験できることが大きなモチベーションになります。食事や生活面も含めて「アスリートとしての心構え」を学べる点も大きな価値です。

Jヴィレッジは、サッカーの技術向上だけでなく、心身の成長を育む総合的な学びの場だと実感しました。

復興支援活動の感想

活動報告2

今回の復興支援活動では、子どもたちが普段対戦する機会のない地域のチームと試合を行い、とても新鮮な体験ができました。

特に心に残ったのは、試合後に応援に回った子どもたちが、どちらか一方ではなく両チームを応援していた姿です。「敵」ではなく「仲間」として声援を送り合う光景は、とても感動的でした。

また、横浜FCの選手・コーチによるサッカー教室では、チームの垣根を越えて全員が一緒に活動できる工夫がされており、自然と打ち解け合う様子が見られました。選手と子どもたちが同じ目線でサッカーを楽しむ姿は、技術指導以上に「心の交流」が生まれる時間だったと思います。

試合で真剣な表情を見せていた子どもたちが、サッカー教室では笑顔で楽しんでいる姿を見て、「サッカーを通じて笑顔になれる場を提供すること」こそが復興支援の本質だと改めて感じました。

震災から13年が経ちましたが、「震災を忘れない」「復興を風化させない」ためにも、こうした活動は今後も欠かせません。スポーツ、そしてサッカーには、人と人をつなぎ、希望や笑顔を生み出す大きな力があると実感しました。

Jヴィレッジという特別な環境での活動は、子どもたちの技術面だけでなく精神面の成長にもつながり、非常に価値のある経験となりました。そして、復興支援の一環として行われた今回の取り組みを通じて、「笑顔こそが最大の支援」であることを強く確信しました。

今後のワンダフル事業部の活動について

ワンダフル事業部は、これまで取り組んできた地域貢献活動を一つの軸としながら、今後さらに活動の幅を広げてまいります。

第一に、子どもたちの未来を育む活動を強化します。小学生以下の子どもや障がいを持つ方々に向け、スポーツを通じた学びや交流の場を提供し、誰もが夢に向かって第一歩を踏み出せる機会を創出します。家庭環境や境遇に左右されることなく、インクルーシブに参加できる仕組みを整えることを目指します。

第二に、地域や社会とのつながりを深める活動を展開します。スポーツイベントや体験プログラムを通じて、地域コミュニティの活性化に貢献するとともに、人と人とが支え合い、笑顔を分かち合える環境を育んでいきます。

第三に、新しいスポーツの融合や体験価値の創出にも挑戦します。従来の枠を超え、様々なスポーツや文化活動を組み合わせることで、より多くの人に「ワンダフル」な経験を届け、スペシャルワン株式会社の掲げる理念“人の心も錆びさせない”を実現していきます。

これからもワンダフル事業部は、スポーツの力を通じて人々の心をつなぎ、希望や笑顔を届ける活動を続けてまいります。

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