デリカの下回りに防錆施工「ラストムーン」をしてもらいました!
突然ですが皆さん、愛車に防錆施工はしていますか?
私は今回、三菱自動車のデリカD:5購入にあたり、車の下回りにスペシャルワン(株)のオリジナル重防錆ブランド「ラストムーン」を施工してもらいました。
私は車に関しての知識が薄く、防錆施工についても必要性があまりわかっていませんでした。
しかし今回新車を購入するということで、少しでも長く綺麗な状態で車に乗りたいという想いがあり、ある心配事を解決するために今回車の下回りに防錆施工をすることを決めました。
新潟県長岡市発の雪国名物「消雪パイプ」とは
もうすっかり春になってしまいましたが、私の住む新潟では、冬には消雪パイプが欠かせません。
この消雪パイプが私の心配事であり、防錆施工をすることになったきっかけです。消雪パイプは井戸を掘り、地下水をポンプで汲み上げて路上の雪を溶かす設備です。
雪国に消雪パイプは当たり前の設備かと思っていましたが、新潟県長岡市の独自の消雪設備のようです。
大雪が降る北海道には消雪パイプがありません。理由は寒すぎて、雪を溶かすどころか消雪パイプの水までも凍らしてしまう恐れがあるためです。
錆を生んでしまう消雪パイプ
この消雪パイプはとても便利なのですが、厄介なことが1つあるんです。
それは錆(サビ)!
消雪に使用される地下水に含まれる鉄分が酸化し、路面が赤茶色になります。
我が家の駐車場もご覧の通り、コンクリートが赤茶色に染まっています。この錆は洗っても落ちないので1年中この色なんです。
この錆は家の駐車場だけではありません。長岡市内の道路はほとんど消雪パイプがついているので、辺り一面赤茶色です。
白い車は、冬の間洗わなければ車体下半分が赤茶色になってしまうほど。私のお気に入りだった白いスニーカーもこの赤茶色に染まってしまいました。
ただ、この光景を小さい頃から見てきた私にとって、道路が赤茶色というのは普通のことでした。
しかし県外から友人が来た際は、この光景をとても不思議に思われ、そこで初めて普通じゃないということに気づきました。
融雪剤が自動車を錆びさせる原因に
消雪パイプが車の下回りを錆びさせる直接的な原因にはなりませんが、冬道は融雪剤も撒かれています。
融雪剤の主な成分は塩化カルシウムや塩化ナトリウムと塩分が多く含まれています。車のほとんどは基本は鉄でできており、融雪剤と自動車の相性は非常に悪いです。
理由は塩には酸化を促進する効果があり、鉄に塩をかけると錆びやすくなるためです。道路に撒かれた融雪剤は溶けた雪や水に混ざって車に付着します。結果として車のボディや下回りを錆びさせてしまいます。
この消雪パイプや融雪剤の錆から愛車のデリカを守るために、スペシャルワン仙台支店までラストムーン施工をしてもらいに行ってきました!
車が錆びるとどうなるかは、こちらの記事に記載しています。
スペシャルワン仙台支店で防錆施工
車に防錆施工をしてもらったところはスペシャルワン仙台支店です。
仙台駅から車で約15分。高速道路で行けば苦竹ICを降りて4分と便利な場所にあります。なぜ新潟から仙台まで、わざわざ防錆施工をしに?と思われる方がいるかもしれません。
理由は2つ。
- 1つ目の理由:重防錆「ラストムーン」を施工してもらえるところが、新潟にはない
- 2つ目の理由:タイミングよく旅行で仙台に行く予定があった
防錆施工は1日かかりますが、スペシャルワン仙台支店では代車も用意してもらえるので、安心して車を預けることができます。
車を預けたのが午前10時ごろでしたが翌日午後2時頃には施工完了していました。(約4時間)
安心したカーライフを
新車で購入した車を数年後に買い替える場合、少しでも下取り価格を上げたいもの。
また車の下回りなど目の届かないところに錆が発生しても、なかなか見つけることも難しいですし、何よりも車の錆を放置するのは危険です。
私のような雪国でなくても、防錆施工のタイミングを迷う方もいますが、新車時がおすすめのようです。理由は新車の場合は錆や汚れがないため、施工がしやすくヒューマンエラーも起こりにくいためです。
もちろん中古車にも防錆施工は可能ですし、効果的です。より長く継続して車に乗るためにも防錆施工は推奨されています。
防錆施工したおかげで今年の冬も安心して越せそうです。
まとめ
消雪パイプは新潟県長岡市特有の設備ですが、融雪剤は雪が降る地域では使用されていますし、雪国に住んでいない場合でもウィンタースポーツなどで雪国へ車で行く機会もあると思います。
車の下回りは普段自分の目では確認しにくい部分です。
手遅れになる前に、こういう目に見えにく部分のメンテナンスをしっかりすることで、安心したカーライフを送ることができますよ。