
2025年大注目の新型車16台を徹底解説・予想!
2025年は日本の自動車業界にとって、大きな変革の年になると予想されています。
脱炭素社会の実現に向けたEV(電気自動車)の進化、ハイブリッド技術の深化、自動運転や先進安全装備の普及など、自動車の“次世代化”が加速しています。また、各メーカーからは人気モデルのフルモデルチェンジや復活モデル、新規開発車など話題の新型車が続々と登場予定です。
特に、軽自動車やSUV、ミニバン、EVなどのジャンルで革新的な技術や斬新なデザインが盛り込まれた新型車が目立ちます。さらに、グローバル市場を見据えた車両の大型化や内外装の質感向上、AIやコネクテッド機能の搭載など、まさに“車の未来”を感じさせるモデルが勢ぞろい。
この記事では、2025年に登場が確実視されている、あるいは注目されている新型車を厳選して16台ご紹介します。
各モデルの最新情報や予想スペック、注目ポイントなどをわかりやすく解説していきますので、新車購入を検討している方はもちろん、クルマ好きの方もぜひ参考にしてみてください!
最近の新型車に見られる傾向とは?
2025年に登場する新型車には、個々のモデルの進化だけでなく、自動車業界全体に共通する「開発トレンド」が色濃く表れています。ここでは、今年の新型車に多く見られる特徴や技術的な傾向をいくつか挙げてみましょう。
電動化のさらなる加速
ここ数年のトレンドとしてすっかり定着した「電動化」ですが、2025年はその加速ぶりがいよいよ本格的になっています。特に目立つのは、軽自動車やミニバンなど、これまでEVやハイブリッドの主戦場ではなかったカテゴリーにおける電動化の進出です。
たとえば、ホンダの「N-ONE e:」は、軽EVというニッチに見えるジャンルでありながら、250km以上の実用航続距離を誇るBEVとして登場予定。また、日産「ルークス」もストロングハイブリッド「e-POWER」搭載が噂されており、従来の軽スーパーハイトワゴン市場に新たな潮流をもたらしそうです。
さらに、日産「エルグランド」やトヨタ「エスティマ」などのミニバンも、ハイブリッド専用設計またはFCV仕様での復活が見込まれており、ファミリー層に人気の車種でも“ガソリン車からの脱却”が鮮明になりつつあります。
デザインにおける“質感”と“力強さ”
新型車の多くに共通するのが、より高級感を意識したデザインへの進化です。内外装ともに、これまでの「安っぽさ」を払拭するような質感の向上が目立ちます。
たとえば、スバル「フォレスター」は、角張ったシルエットと大型ディスプレイを採用し、質実剛健でありながら現代的な上質感を演出。マツダ「CX-5」も、スタイリッシュな新世代デザインの導入により、ミドルクラスSUVでありながらプレミアム感が強化されています。
さらに、2025年の新型車では、従来よりもボディサイズが大きめに設計される傾向が見受けられます。これは、グローバル市場での競争力強化を意識したものとされ、例えば日産「キックス」はホイールベースが延長され、よりゆとりのある室内空間を実現しています。
このような「高級感×存在感」を追求したデザインは、ユーザーにとって所有欲を満たす大きな要素となっています。
最新の運転支援機能と“つながる車”の進化
先進運転支援機能(ADAS)やコネクテッド技術の進化も、2025年の新型車で顕著な傾向です。特に、安全性に直結する技術の普及が加速しており、軽自動車や商用車にまで最新技術が波及しています。
スバル「フォレスター」に搭載される新世代「アイサイトX」は、渋滞時のハンズオフ走行支援や、交差点での衝突回避支援など、より高度な機能が実装されています。日産やトヨタも同様に、最新の運転支援システムを新型モデルに標準またはオプションで搭載するようになっており、安全技術はもはや“高級車の専売特許”ではありません。
また、コネクテッドカー(通信機能搭載車両)の普及も加速中。OTA(Over-the-Air)によるソフトウェアアップデートや、スマートフォン連携機能、クラウドベースのナビゲーションや音声操作などが続々と導入され、車が“アップデートされ続けるプロダクト”へと進化しています。
モジュール化と共通化による開発効率の向上
2025年の新型車では、「プラットフォームの共通化」や「パワートレインのモジュール化」といった開発戦略も広がっています。
例えば日産は、第3世代のe-POWERを「5-in-1構造」として発表し、発電用エンジン・インバーター・モーターなどを一体化。これによりコスト削減と生産効率が向上し、複数車種への展開がスムーズになります。
また、トヨタの「GA-K」や「TNGA-F」といった新世代プラットフォームも、SUVからミニバン、セダンまで幅広い車種に共通で採用されており、開発期間の短縮と製品の信頼性確保の両立が可能になっています。
このようなモジュール戦略は、特にEVやハイブリッド車の分野で重要視されており、今後はより多くのメーカーで主流になっていくことが予想されます。
“復活モデル”によるブランド力の再生
2025年のもうひとつの特徴は、「復活」や「原点回帰」といったキーワードを伴う新型車の登場です。
たとえばホンダ「プレリュード」は、往年の名車が24年ぶりに復活するという話題性だけでなく、ブランドの再定義としても注目を集めています。また、トヨタ「エスティマ」や日産「エルグランド」といった名門ミニバンも、現代のニーズに合わせた姿で復活し、“あの頃の思い出”を次世代へとつなぐ存在となりそうです。
こうした復活モデルには、懐かしさと最新技術の融合によるエモーショナルな価値があり、新たな顧客層の獲得にも寄与するでしょう。
ダイハツ ムーヴ(2025年6月発売予定)

画像参照:ダイハツ
2025年6月発売予定のダイハツの新型軽乗用車ダイハツの「MOVE(ムーヴ)」。
不正認証問題の影響で延期されていた新型ムーヴの販売計画が再開され、2025年にいよいよ登場!エクステリアはキュートなキャンバスとは対照的に、スマートでシャープなデザインに一新。後部座席に両側スライドドアを初めて採用したことが特徴です。ブラインドスポットモニターのオプション設定も軽自動車としては画期的です。
価格は130万円台ほどと言われており、手頃な価格で購入できそうなのは嬉しいですね。
今回のフルモデルチェンジでは、「ムーヴならではの動く姿が美しいスタイリッシュなデザインに加え、スライドドアの採用等により利便性を大きく向上させながら、日常使いから遠出まで、あらゆるシーンで、より快適にお使いいただけるクルマに進化いたします。」 ダイハツ
日産 ルークス(2025年末発売予定)

画像参照:日産 (写真は現行品)
2025年末にフルモデルチェンジが予定される日産「ルークス」。
初のストロングハイブリッド「e-POWER」搭載が期待されています。燃費性能が大きく向上する見込みです。
日産ルークスは、もともと全高が1700mmを超える大きなスライドドアを備えた軽スーパーハイトワゴンで、その広々とした室内空間と優れた利便性により、ファミリー層を中心に高い人気を集めています。
軽スーパーハイトワゴン市場の競争が激しさを増す中、ルークスは2025年にフルモデルチェンジを予定しており、日産独自のストロングハイブリッドシステム「e-POWER」の初搭載が見込まれています。
なお、e-POWER仕様の導入はやや遅れる可能性もあるものの、WLTCモードで30km/Lを超える燃費性能の実現を目指し、商品力のさらなる向上が期待されます。
車両価格は、160万円から230万円程度になると予想されています。
ホンダ N-ONE e:(2025年夏頃発売予定)

写真参照:ホンダ (写真はN-ONEのもの)
HONDAの「N-ONE e:」。
「N-VAN e:」に続くホンダの軽EV第2弾として登場。外観は現行N-ONEを踏襲しつつ、64馬力のモーターと250km超の航続距離を実現。BEV(バッテリー式電気自動車)市場を大きく変えてくれるモデルになるのでは?と一部騒がれています。
2025年5月現在、ホンダからの公式の発表はありませんが、N-VAN:eよりもバッテリーが軽量化されることが予想されており、パワーアップに期待大です。
N-ONEこの丸いフォルムがユーザーの心を掴んで人気なモデルなので、外観がほぼそのまま使用されるのは嬉しいですね!
トヨタ RAV4(2025年9月発売予定)

写真参照:トヨタ (写真は現行車)
トヨタが世界的に人気を誇るSUV「RAV4」のフルモデルチェンジを2025年9月に予定しており、その詳細が2025年5月21日に正式発表される見通しです。今回の新型は、現行型が登場した2019年以来、6年ぶりとなる大規模な刷新となり、多くのファンから注目を集めています。
外観デザインは従来の都会派SUVイメージから一新され、よりオフロード志向の強いタフなスタイルへと進化する見込みです。グリルやフェンダー周りには力強い造形が施され、アウトドアやアクティブなライフスタイルにマッチしたルックスになると予想されています。加えて、ボディ剛性の強化やサスペンションの改良により、舗装路・未舗装路を問わず快適な乗り心地が期待されます。
パワートレインも大きく進化します。これまでのハイブリッドおよびプラグインハイブリッド(PHEV)に加え、トヨタが新たに開発した1.5L直列4気筒ターボエンジンの搭載が予定されており、燃費性能と走行性能の両立を目指した意欲的な設計です。ターボエンジンモデルでは、よりスポーティで力強いドライビングフィールが味わえるようになるでしょう。
内装も見逃せません。インテリアには新世代の大型インフォテインメントディスプレイが採用され、視認性と操作性が大幅に向上しています。さらに、音声認識による車両操作やスマートフォンとの連携機能も強化され、ユーザーの利便性が飛躍的に高まる見込みです。上位グレードでは、シートの質感向上やアンビエントライトなどの快適装備も充実するといわれています。
なお、北米市場を中心に海外では2025年内の発売が予定されている一方で、日本国内での販売開始は2026年初頭まで延期される可能性があるという情報も出ており、国内ユーザーにとっては少し待ち遠しい状況です。それでも、確かな性能と魅力を備えた新型RAV4は、登場と同時に多くの注目を集めることは間違いありません。
マツダ CX-5(2025年末発売予定)

写真参照:マツダ (写真は現行車)
9年ぶりのフルモデルチェンジ。今回でMAZDAの「CX-5」は3代目となります。2025年後半に正式に発表される見込みです。
発売当初は、現行モデルで使われている2.0Lのガソリンエンジンと2.2Lのディーゼルターボエンジンを改良して搭載。その後、約2年遅れてフルハイブリッドモデルが追加される予定です。
マツダは2025年3月18日に「ライトアセット戦略」という新方針を発表しました。これは、電動化に対応するための多様なアプローチを採るというもので、その中で次期CX-5についても触れられています。
また、これは今期ではなく2027年中のお話ですが、マツダ独自のハイブリッドシステムも搭載される見込みです。新たに開発した「SKYACTIV-Z」と呼ばれる2.5L直列4気筒エンジンを、ハイブリッド専用エンジンとして使うことを明らかにしています。
このエンジンは、燃費の良さと走行性能を両立しつつ、エンジンとトランスミッションの間にモーターを挟んだフルハイブリッド方式で、CX-60のPHEVモデルと同じような構造になります。
外観デザインについては、現行型のシルエットを踏襲しつつも、全体的に新しく生まれ変わったマツダの次世代デザインが採用され、よりスタイリッシュな印象になると見られています。
ジャパンモビリティショーでのお披露目が予想されています。今から楽しみですね!
スバル フォレスター(2025年4月17日発表)

写真参照:スバル
2025年4月にスバルが新型「フォレスター」を発表しました。
新型フォレスターは、プラットフォームやデザイン、質感を一新し、全体として「より上質で安心感のあるSUV」へと進化しています。特に「走りの洗練度」「室内の静粛性」「アイサイトの進化」が高評価です。
また、シャシーやサスペンションの見直しによりマイルドで上質な乗り味を実現し、静粛性も大幅に向上しています。最新の「アイサイトX」は交差点での衝突回避や渋滞時のハンズオフ支援に対応し、安全性がさらに進化。
エクステリアはより角張った力強いデザインに刷新され、インテリアは11.6インチ縦型ディスプレイなど質感と先進性が際立つ仕上がりに!全車に2.0L水平対向エンジン+モーターのe-BOXERを搭載し、燃費と走行性能のバランスにも優れていると好評です。
価格は419万~459万のレンジです。
日産 キックス(2025年発売予定)

写真参照:日産
日産の人気コンパクトSUV「キックス」は、北米など海外市場ですでに新型モデルが販売されています。日本での正式な発売時期はまだ公式に発表されていませんが、2025年内に何らかの形で発表があるのではないかと業界内では期待と噂が高まっています。
海外からの情報によると、新型キックスのデザインはこれまで以上に現代的でスタイリッシュに引き締まったものとなっており、都会的なイメージと洗練されたフォルムが特徴です。また、ボディサイズも若干拡大されており、特にホイールベースが長くなることで室内空間のゆとりが増し、乗員の快適性が向上する見込みです。
パワートレインについては、日産独自のe-POWERハイブリッドシステムに加え、新たに2.0L直列4気筒エンジンがラインアップに加わることが明らかになっています。これにより、走行性能や燃費性能のバランスがさらに向上し、幅広いユーザーのニーズに応えられる仕様となるでしょう。
また、今回のモデルチェンジで注目したいのは、全グレードに全輪駆動(AWD)システムが標準装備される点です。これにより、悪路や滑りやすい路面でも安心して走行できる性能が確保され、アウトドア派や冬季の利用者にも大きな魅力となります。さらに、上位グレードではAWDに加えて先進的なドライバーアシスト機能や快適装備の追加も予定されており、より充実した装備内容が期待されています。
こうした進化を遂げた新型キックスの日本国内での発表や発売が待ち遠しいですね。今後の公式情報のリリースに注目しましょう。
ホンダ プレリュード(2025年秋発売予定)

写真参照:ホンダ
ホンダは新型の「プレリュード」を2025年秋に発売する予定です。
1978年から2001年まで販売されていた名車が、24年ぶりに復活。特に1980年代から1990年代初頭にかけて、プレリュードはホンダのスポーツカーとして親しまれてきました。
今回、エンジンルーム内の公開は見送られてしまいましたが、「e:HEV」、「ホンダS+ Shift」、アクティブ・サウンドコントロールシステムなど、ホンダ独自のシステムや最新技術を詰め込んだ車になりそうです。
デート車として長い間愛されてきたプレリュード。
2025年はどんな姿や体験を提供してくれるのか楽しみですね!
日産 リーフ(2025年9月発売予定)

写真参照:日産
9月に発売が決まった、電気自動車の日産「リーフ」。
第3世代目となる今回のモデルは、2025年にフルモデルチェンジを迎え、従来のハッチバックスタイルからクロスオーバーSUVへと進化します!
新たに採用された「CMF EV」プラットフォームにより、航続距離や走行性能が大幅に向上し、デザインや装備も刷新されています。
19インチのアルミホイールやパノラミックガラスルーフを新たに採用し、デザイン性と快適性が高まる予定です。また、北米仕様ではNACS充電ポートを搭載し、テスラスーパーチャージャーネットワークへのアクセスが可能となります。
価格は490万~600万円程度と言われています。
トヨタ ピクシス トラック(2025年2月一部改良)

2025年2月25日に一部改良されたトヨタの軽トラック「ピクシストラック」は、安全性能や快適性を向上させ、農業や商業用途に適した実用性の高いモデルとなっています。
インテリアや安全装備が大幅に強化され、「スマートアシスト」が全グレード標準装備に。より安心して使える軽トラックへと進化しました。
スマートアシストの全車標準装備、路側逸脱警報機能、ふらつき警報、衝突回避支援ブレーキ機能などを行い、安全性能が格段にアップしました。
また、アッパーボディ表面積の100%に防錆鋼板(亜鉛メッキ鋼板)を使用し、サビに強い構造を実現。
安全面や実用性の高さを兼ね備えた、農業や商業用途に最適な軽トラックとして更に注目を浴びていくこと間違いなしです!
日産 エルグランド(2025年発売)

写真参照:日産
2025年4月22日、日産は大型ミニバン「エルグランド」の次期モデル(4代目)のデザインを一部公開しました。これは約15年ぶりのフルモデルチェンジとなり、2025年度後半に正式発表、2026年度の発売が予定されています。
新型エルグランドには、発電専用の1.5リッターエンジンとモーター、インバーターなどをモジュール化した「5-in-1」構造の第3世代e-POWERが搭載されます。これにより、静粛性と燃費性能が大幅に向上すると期待されています 。
新型は新しいプラットフォームを採用し、ボディサイズも拡大される見込みです。これにより、ライバルであるトヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」を上回る存在感と居住性が期待されています 。
デザインは、コンセプトカー「ハイパーツアラー」をベースに、直線基調のシルエットやスリムなLEDテールライトバーなど、近未来的な要素を取り入れています 。
トヨタ ハイラックス(2025年マイナーorフルモデルチェンジ予定)

写真参照:トヨタ (写真は現行車)
トヨタの「ハイラックス」が10年ぶりのマイナーチェンジorフルモデルチェンジをします。
新型ハイラックスは、ランドクルーザー300やタンドラなどと共通の「TNGA-F」ボディオンフレームプラットフォームを採用すると見られています。これにより、ボディサイズの拡大や車体剛性の向上が期待され、積載性や耐久性がさらに強化される見込みです
また、トヨタの先進安全技術「Toyota Safety Sense」の最新バージョンが搭載されると予想されています。これにより、衝突回避支援や車線維持支援などの機能が強化される見込みです。
当初は9月の発売が予想されていましたが、昨年の不正問題によりスケジュールの変更が予想されており、具体的な日程は現在のところ発表されていません。
トヨタ エスティマ(2025年10月頃発売予想)

2019年に販売終了していたトヨタの「エスティマ」が復活。
7人乗り3列シートを維持しつつ、ハイブリッドあるいはFCV(燃料電池車)仕様での登場が期待されています。
近年の電動化の流れやミニバン市場の再活性化を背景に、2025年の発売が予想されています。
新型エスティマは、トヨタのGA-Kプラットフォームを採用し、電動化を前提とした設計になると予想されています。パワートレインには、ハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)、さらにはバッテリー電気自動車(BEV)のバリエーションが検討されているとの情報もあります。
新型エスティマの価格帯は、600万〜700万円程度と予想されています。これは、従来型よりも高額ですが、電動化技術や充実した装備を考慮すれば妥当な設定といえるでしょう。
サイズ感は現行のアルファードを上回るサイズになると予想されています。デザイン面では、初代エスティマの特徴であるワンモーションフォルムを継承しつつ、最新のトヨタデザイン言語を取り入れたスタイルが採用される可能性があります。
トヨタ クラウンエステート(2025年3月発売)

写真参照:トヨタ
2025年3月13日、トヨタは新型「クラウン エステート」を正式に発売しました。
これは、セダン・クロスオーバー・スポーツに続くクラウンシリーズ第4のモデルであり、誕生70周年を迎えるクラウンブランドの集大成的存在です。新型エステートは、上質さと機能性を兼ね備えた「大人のアクティブキャビン」をコンセプトに掲げ、ワゴンとSUVの魅力を融合させたクロスオーバーモデルです。
プラットフォームにはGA-Kを採用し、全長4,930mm・全幅1,880mm・全高1,625mmの堂々たるサイズに21インチタイヤを装着することで、ダイナミックかつ伸びやかなプロポーションを実現。内装には水平基調のディスプレイ配置と、雲柄をあしらったトリムによって、上質かつ快適な空間が広がります。
パワートレインには、2.5Lハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類を設定し、EV走行可能距離は最大89km(WLTCモード)。荷室は最大1,470Lの大容量で、トヨタ初の「ラゲージルーム拡張ボード」により完全フルフラット化が可能です。
価格はHEVモデル「ESTATE Z」が6,350,000円、PHEVモデル「ESTATE RS」が8,100,000円(税込)。クラウンの伝統と革新を融合させた、新時代のフラッグシップワゴンです。
日産 キューブ後継車(2025年発売予定)

写真参照:日産 (写真は現行車)
日産の人気コンパクトカー「キューブ」が、2025年後半から2026年にかけての復活が期待されています。
独特のボックス型デザインと高い実用性で多くのファンを持つキューブは、2019年に生産終了となりましたが、再び市場に登場する可能性が高まっています。
新型キューブには、日産の最新技術である「e-POWER」システムの搭載が予想されています。これにより、電動モーターによる滑らかな走行と高い燃費性能が実現される見込みです。価格帯は、ベーシックグレードで約249万円、装備を充実させた主力グレードで約269万円と予想されており、同クラスの競合車種と比較しても競争力のある設定となりそうです。
新型キューブは、従来の個性的なデザインを継承しつつ、現代のニーズに合わせた進化が期待されています。特に、都市部での取り回しの良さや、広々とした室内空間など、実用性の高い設計が施される可能性があります。
具体的な発売時期や詳細なスペックについては、今後の公式発表を待つ必要がありますが、新型キューブの登場は、多くのファンにとって朗報となるでしょう。
三菱 デリカミニ(2025年後半)

写真参照:三菱自動車
現時点(2025年5月)で、三菱自動車から「デリカミニ PHEV」に関する公式な発表はありません。ただし、2025年後半、特に12月頃に新型モデルが登場するのではないかという予想が一部で報じられています 。
デリカミニは、軽スーパーハイトワゴンとして2023年に登場し、アウトドア志向のデザインと高い実用性で人気を集めています。2025年6月5日には、特別仕様車「T Premium Limited Edition」と「G Premium Limited Edition」が発売予定です。これらのモデルは、上級グレードをベースに装備を見直し、価格を抑えた仕様となっています 。
現時点では、デリカミニに関する公式情報は発表されていませんが、三菱自動車の電動化戦略や市場の動向を踏まえると、将来的にPHEVモデルが追加される可能性は考えられます。最新情報については、三菱自動車の公式サイトやニュースリリースを随時ご確認ください。
2025年大注目の新型車16台を徹底解説・予想! まとめ
2025年に登場する新型車たちは、単なるモデルチェンジにとどまらず、「次の時代のモビリティ」を体現する存在として、大きな注目を集めています。電動化の流れを汲んだEVやPHEV、e-POWER搭載車など環境性能に優れたモデルはもちろん、走行性能やデザイン、快適性、安全性能までトータルで進化しているのが特徴です。
また、復活モデルやフラッグシップモデルの刷新など、かつての名車が現代に合わせて再登場する動きもファンにとっては嬉しいポイントです。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、ダイハツといった国内主要メーカーが、それぞれの技術や思想を注ぎ込んだモデルを送り出すことで、日本市場はますます活気を帯びていくことでしょう。
本記事で紹介した18台はいずれも個性豊かで、ライフスタイルやニーズに合わせて選べる多彩なラインアップが揃っています。2025年の新車市場は、これまで以上に魅力的な選択肢に満ちています。今後の正式発表や発売に向けて、さらなる情報にも注目していきたいですね!