【対策】車に最低限入れておきたい防災グッズリスト17選!
いつくるかわからない自然災害。
地震や台風、大雨、津波と日本ではどの季節でも毎年かなりの数の自然災害があり、その頻度も増してきているように思います。
いつどんなタイミングで災害が起こっても対応できるように万全に備えておきましょう。
今回は自家用車や営業車に備えておきたい防災グッズについてご紹介していきたいと思います。
防災グッズって何?防災グッズの必要性を解説
防災グッズとは、災害に備えて一定の期間生き延びて快適に過ごせるようにするための備品のことです。
長年、南海トラフ地震が何年以内に起こると言われてまだ起こっていないから大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、その間に数え切れないほどの自然災害が発生し甚大な被害を及ぼしました。
今まで大きな災害の被害に遭っていない方は本当にただただラッキーなだけで、いつ何が起こるかわからない状態まできています。
特に関東地方の方はそこまで大きな災害経験に遭われたことがない人が大半を占めている世代になってきたと思われます。そのため何も準備はしていない、いつかやればいいけどまだいいかなと思っている方も多いのではないでしょうか。
何も準備していない時に急に大きな被害に遭ってしまっては大変です。最低限の防災グッズでも準備しておきましょう!
最低限車に乗せておきたい防災グッズ
出勤で車を使うことが多い方や、移動のほとんどが車の方は運転中に災害に遭う可能性も高いです。そのため、車中泊を経験することになるかもしれません。
以下のものが最低限あれば、災害時にも慌てずに対応できるはずです。車内に防災グッズを備えておきましょう。
水
水は生命維持に不可欠なものです。被災時には水道や電気が止まる可能性もあるため、車内には飲み水を備蓄しておきましょう。ペットボトルなどの密閉容器に入れ、賞味期限を定期的に確認してください。
非常食
災害時には食糧不足になることも考えられます。車内には長期保存が可能な非常食を準備しましょう。乾パンや缶詰、チョコレートなど、栄養価の高いものを選び、賞味期限を確認しながら定期的に入れ替えることが大切です。
手回しの充電器、充電ケーブル
災害時には通信手段が途絶える可能性があります。スマホの電池切れにならないように手回し充電のできる充電器を入れておきましょう。
防寒グッズ
災害時には怪我や寒さをしのぐために、タオルや毛布、シートが役立ちます。特に冬場や寒冷地では防寒対策を忘れずに行いましょう。
救急セット
災害時に怪我や病気にかかってしてしまう可能性があります。消毒液や絆創膏、持病の薬や解熱鎮痛剤など常備して万が一に備えましょう。
簡易トイレ
断水や停電により水洗トイレが使用できなくなる可能性があります。非常用の簡易トイレセットは何個か持ち運んでおけば予期せぬことが起こった時でも安心です。
除菌シートや身体拭き
災害時どんな菌がいるかわかりません。最低限、手は除菌シートで綺麗な状態にしてから食事を摂るようにしましょう。また、長期間お風呂に入れない可能性も高いので、身体拭きがあると便利でしょう。
ゴミ袋
ゴミ袋は食事や簡易トイレのゴミを捨てたり、荷物を運ぶ、汚れないために敷くシートの機能、防寒対策などさまざまな使い方ができます。普段から使うことができるので日頃からゴミ袋は置いておきましょう。
車に乗せてあるとより便利で快適な防災グッズ
ここから先は追加で車内にあったらより便利な防災グッズです。
あれば被災中でもより快適に過ごせたり、できることも増えるようなアイテムを紹介しています。
上記の最低限必要なものを揃えた上で追加を考えてみてください。
ラジオ
スマホの充電がなくなってしまったり、車のガソリンがなくなってしまった場合、外からの情報を得ることができなくなってしまいます。ラジオか、充電器一体型のラジオも最近では災害用にたくさん出ていますので検討してみてください。
懐中電灯
今までは必須アイテムでしたが、昨今はスマホのライトで代用できるようになってきたため追加アイテムの方に入れました。ただ、やはりスマホはとても使用頻度が高くライトとして使うにはバッテリーがもったいないため、別で懐中電灯があった方が安心です。
歯ブラシや洗顔フォーム
使い捨ての歯ブラシやサンプルサイズの洗顔フォームがあるとより快適です。災害時にも使えますし、普段使いにも役立つタイミングがあります。車移動で歯ブラシを買いたいが近くにコンビニがない場合など、ふとしたタイミングで使う機会があるでしょう。
マスク
もし避難所に行く場合、建物が崩壊してほこりが酷かったり、人も多いので何か病気をもらってしまう可能性があります。リスクを抑えるためにもマスクを常備しておくと安心を買うことができますよ。
エアーベッド
車内でそのまま寝れる方なら問題ありませんが、いつもと違う状態だと眠れないという場合はエアーベッドを使用すると寝やすいです。キャンプ場でも使うことができるので、トランク内に入れておけばOK。
軍手
被災時はさまざまなものが倒れていたり、落ちているので素手で触ってしまうのは危険です。寒さ対策にもなるので、他に使う人も考えて2組ほど入れておくといいでしょう。
ホイッスル
もし生き埋めになってしまった場合、人へ知らせる必要があります。車のクラクションでもいいのですが、使えない場合遠くまで音が聞こえるホイッスルを使用しましょう。すぐに取り出して使える場所に入れておくことが大切です。
サンシェード
直射日光にずっと浴びていると昼間の車内はとても暑くなります。夜眠る際には目隠しとして使えて安眠につながりますので、車中泊を前提にするならサンシェードは必要です。
簡易照明
車内の照明を使うにはエンジンをつけっぱなしにしなければなりませんが、騒音や燃料などの問題があるので、簡易的な電子ランタンがあるととても便利です。そのままキャンプでも使えるものにしておくと一石二鳥ですよ。
おすすめの防災グッズセット
一つ一つ防災グッズを揃えていくのは大変な場合は、初めからセットになっているものを買ってしまうのもいいでしょう。1つのバッグにまとまっているので取り出しも移動も楽チンです。その内容で足りなかったものを追加で購入するのが一番手軽に買えて、揃えやすい方法かもしれません。
まとめ
以上が、車の中に置いておきたい防災グッズの一部です。
災害時には周囲の状況や救助の遅れなど、予測不可能な事態も想定されます。防災対策をしっかりと行い、万が一に備えておくことが大切です。安全確保のためにも、車内の防災グッズの点検と入れ替えを定期的に行いましょう。