一人暮らしの節約術!固定費の見直しや変動費を増やさないコツ
将来のために貯金をしたいと思っているなら、まずは固定費の見直しをしてみましょう。
予定になかった友人との夜ご飯や飲み会、同窓会や集まりなどそう言った交友費などの変動費はどうしたってかかってきますし、減らしすぎると人生の楽しみが減ってしまう可能性があるのであまりおすすめできません。
今回は見直しやすい固定費をメインに、変動費を増やさないコツについてもご紹介していきます。
固定費と変動費の違いは?
そもそも固定費とはどんなものがあるのでしょうか?
- 家賃
- 光熱費
- スマホ代
- 家のWIFI代
- 保険料
- サブスクリプション
などが挙げられ、毎月固定でほぼ定額の料金がかかるもの。
変動費は
- 食費
- 交際費
- 洋服代
- 美容代
- 医療費
- 冠婚葬祭費用
などです。毎月かかる費用に大きく変動があるもののことを言います。
人によっては変動費と呼ばれる項目が毎月の固定費になっている方もいるかと思いますので、その場合は固定費として考えてください。
一人暮らしの節約術!固定費を下げるのがおすすめの理由
節約してお金を貯めたいなら固定費を下げるのがおすすめです。
理由としては、下げたとしてもその環境に慣れてしまえばあまり無理をしている感覚にならないからです。
光熱費の見直し
例えば飲み水について。
最近私は蛇口直通の浄水器を設置したのですが、それまではペットボトルの水をスーパーやコンビニで購入していました。毎回重い荷物を運ぶのも大変でしたので、Amazonでラベルなしのものを定期便でお安く買うようになり、味のおいしさはそのままに固定費も労働力も削減できました。
とはいえペットボトルは家の場所も取りますし、ゴミ捨ても大変。多少安くなったとはいえ消費するスピードが速いですし、水をケチケチして飲まないでいると水分不足で健康に害が出て医療費の方が高くつきます。実際私は水分不足で医療費がかかりました。
そこで蛇口にそのままつける浄水器を設置しました。自炊の頻度が高くなると水の消費量も増えたのですが、ペットボトルの水がなくなるから水道水そのままでいいや、水がなくなったからコンビニに買いに行かなきゃという煩わしさから解放されました。水道代は多少上がりますが、ペットボトルの水を買うより断然安いですし、水の味も多少違えど慣れてきます。
このようにコンビニ購入からネット購入にして手間も減り価格も下がり、浄水器を設置してさらに節約できゴミ出しの手間もなくなり良いことづくめです。
ガスはプロパンガスはものすごく高いのでやめておきましょう。
また、ガスや電力会社は選べる時代となりました。見直してみるのもありですね。
スマホの固定費削減
今では格安のスマホ料金がもう当たり前のようになっていますが、まだ3大キャリアで月々8,000円〜10,000円ほど払ってはいませんか?
私も以前はSoftbankに加入していましたが、UQモバイル→J COM と移行し、様々なセット割引を駆使して毎月のスマホ代の引き落としは10GBで2,400円です。(割引期間に一部限りがある場合あり)
都内で暮らしているのですが、特に何か不具合や通信が遅くなったなどのトラブルはありませんし、月々5,000円以上安くなるのはとても嬉しいですよね。5,000円を稼ぐのは大変なことですが、無理することなく5,000円が削れるのは稼げたのと同じです。むしろ税金もかからないので稼ぐよりも削ったほうが得とも言えます。
家賃は手取りの20〜25%が理想
次に固定費として見直すとしたら家賃です。
家賃は手取り収入の20〜25%が理想とされています。
手取り40万円で10万円の家に住む計算となります。
二人で10万円の家に住めばそれぞれ手取り20万円で済みますね。
ですが仕事の都合上、交通の便が良くないと支障をきたしたり、日当たりが悪すぎて体調が悪くなったりしては本末転倒ですので、自分はどの部分を妥協しても住めるのかどうかよく検討した上で物件選びはしましょう。
大体の賃貸物件は2年契約ですので、今後引っ越すタイミングがあれば参考にしてみてください。また、もし家の近くに新たな建物ができて日当たりが悪くなったりなど今までより条件が悪くなった時は、更新の際に家賃交渉する余地がありますので頭の片隅に入れておいてくださいね。
保険料の見直し
社会人になると保険に加入している方も多いと思いますが、見直しすることも大切です。
私は生命保険は解約し、医療保険は共済の最低限のものへと切り替えました。
家族がいて大黒柱の方なら生命保険は大切ですが、葬儀代などの最低限の貯金があれば独身一人暮らしに生命保険は全く必要ありません。今後もし結婚した時に新しく加入すればいいと思っています。ただ、貯蓄型の場合は途中解約をすると大幅に損をしてしまうことにはなるので、ご注意ください。
私は米ドル建ての貯蓄型生命保険に加入していましたが、昨今の円安ドル高で月々の保険料がかなり値上がりしてしまったこと、離婚をしたことが解約の理由ですが、米ドル建てでの生命保険は変動が多くあまりお勧めできません。
保険料は一度払い始めたらほぼずっと定額払い続けるものです。時折今の生活に手厚い保険は必要なのか見直すことも必要かもしれません。
一人暮らしの節約術!変動費を増やさないコツ
日用品は一括まとめ購入して費用を抑える
化粧水やティッシュ、掃除用具や洗濯用具などの日用品は何かと出費がかさみます。
どちらにせよいつか使うならまとめて買ったほうがお得です。
洗濯物の洗剤や柔軟剤はネットでまとめて購入した方が安くなったり手間も一度で済んでしまいます。
トイレットペーパーも今は長く使える6倍巻きのような商品が売られています。通常のものと比べて長さ単位で言うとお安いので巻きが長いものを使うのをおすすめします。
トイレットペーパーのように大量購入すると場所を取ってしまうようなものは、大容量や質量が多いものを購入するようにすると便利ですよ!
なるべく自炊をしつつ、適度に外食や惣菜を買う
シンプルなようで効果抜群なのが自炊です。
一人分の料理を作るよりも買った方が安いのでは?と思ったことがありました。
実際半分そうで、半分違いました。
自炊が得意でほぼ毎日全てストレスなく作って食べられるのであればもちろん自炊の方が安いです。作り置きもできますし、食材も翌日に使ったりできますからね。
しかし人によっては毎日自炊は大変だtたり、作り置きは飽きるという人は週に数回しか作らないこともあるでしょう。
そういった場合食材を余らせてダメにしてしまって、結果として自炊の方が高くついてしまう場合があります。そういった人はお米だけ炊いて惣菜は買ってきたり、味噌汁だけ作ってみたりするやり方の方がストレスなく続けられます。ストレスが溜まって休日の外食費が跳ね上がってしまっては節約という観点では意味がなくなってしまいます。(土日は外食を楽しみたいから平日自炊するという考えは良いと思います)
トータルで自分がストレスなく続けられることが一番大切です。
予算をあらかじめ決めておく。
冠婚葬祭や特別費として計上するとして、食費や洋服費、美容費は月の予算を決めておきましょう。上限を決めておかないとこれもあった方が良いかもと思って出費がかさんでしまいます。
限られた予算の中で食事を考えたり、おしゃれ代を捻出してあげると背徳感少なく使用することができます。
洋服代がかさんで困っているという人は、シーズン毎(3ヶ月に1回)の予算を決めて年に4回だけ買うと決めるのも良いかもしれません。人は目の前にすると欲しくなってしまうので、お店に行く回数に制限をかけてあげるのが一番効果がありますよ。
友達との遊びは飲み会ありきという考えを捨てる
交際費も友達付き合いはもちろん大切ですが、全て行ってしまうとあっというまにお金が無くなってしまいます。月にどのくらいの費用はOKなのかを決めてスケジュールを組みましょう。
私はよく会う友達とは前までは飲みに行っていましたが、ガストで定食とソフトドリンク飲み放題で沢山話すという高校生のような楽しい時間を過ごしています。
友人と会うのは飲み会ありきという考え方を変えると、一気に交際費は減りますよ。