ペットカメラ自動餌やり機

【2025年最新】猫用自動餌やり機の選び方と失敗しないポイント|留守中でも安心!

猫を飼い始めてみると、思っていた以上に「餌やり」の大変さを実感することがあります。
猫は自由気ままな動物に見えて、実は意外と規則正しい生活を好む生き物。健康を保つためにも、1日3〜5回ほど決まった時間にご飯を与える必要があります。最初のうちはその時間さえ愛おしく、食べてくれる姿を見るのが楽しみだったのですが、毎日のこととなると、どうしても生活リズムとの調整が難しくなる瞬間があります。

私の場合、普段はリモートワーク中心のため、基本的には決まった時間にご飯をあげられる環境です。
それでも、休日に友人と出かけたり、少し遠出をしたりすると「ご飯の時間までに帰らなきゃ」と頭の片隅で気になってしまい、外出先でも心からリラックスできないことがありました。特に、予定が長引いたときや急な用事が入ったときなど、「お腹空かせてないかな?」「寂しがってないかな?」と不安になることもしばしばです。

そんな中、以前から気になっていたのが「ペットカメラ」と「自動餌やり機」。
猫を飼っている友人たちの多くがすでに導入しており、「外出中でも安心できるよ」と口を揃えて言っていました。とはいえ、私自身は「そこまで必要かな?」と少し懐疑的で、しばらく様子を見ていたのです。

しかし実際に導入してみると、その便利さに驚きました。
外出中でもスマホからカメラを通して猫の様子を確認でき、ご飯の時間になれば自動で餌を出してくれる。帰宅時間を気にせずに外出できるようになり、心の余裕が生まれました。さらに、自宅にいるときでも手動で給餌できたり、決まった時間にアラームのようにお知らせしてくれたりと、日常のサポート機能もとても便利。

今回は、私が実際に使ってみて良かったと感じた「猫用自動餌やり機」の魅力や便利な使い方、そして選び方のポイントについてもご紹介していきたいと思います。

猫用自動餌やり機とは?どんなメリットがある?

petcamera

猫用自動餌やり機とは、あらかじめ設定した時間や量に合わせて、自動的にご飯を出してくれる便利な給餌機のことです。
タイマーをセットしておけば、飼い主が外出中でも決まった時間に餌を出してくれるため、猫が空腹でソワソワしたり、食事時間が不規則になったりする心配がありません。最近ではスマートフォンと連携できるタイプも多く、専用アプリを使って遠隔操作や給餌履歴の確認ができるものもあります。

最大のメリットは、「不在時でも猫の生活リズムを崩さずにすむ」という点です。
特に一人暮らしの方や、仕事で外出が多い方にとっては、毎日の餌やり時間を気にせずに安心して出かけられるのは大きな魅力。旅行や出張の際にも、信頼できる機器があれば安心して任せることができます。

また、自動餌やり機は単なる「便利家電」ではなく、猫の健康管理にも役立ちます。
食事量を細かく設定できるため、食べ過ぎ防止やダイエット管理にも効果的。中には、カメラや音声機能がついていて、外出先から声をかけてあげることもできるタイプもあります。これにより、留守番中の寂しさを少しでも和らげてあげられるのです。

忙しい現代の飼い主にとって、自動餌やり機は「安心」と「時間の余裕」を与えてくれる頼もしい味方。
導入してみると、「もっと早く買えばよかった」と感じる人が多いのも納得です。

自動餌やり機を選ぶポイント

いざ自動餌やり機を導入しようと思っても、種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
実際、容量や機能、価格帯はさまざまで、猫の性格や生活スタイルによっても合うタイプが異なります。ここでは、選ぶ際にチェックしておきたいポイントをいくつかご紹介します。

給餌量とタイマー設定の細かさ

猫の年齢や体格によって、1回の食事量は大きく変わります。
給餌量を細かく調整できるタイプであれば、食べ過ぎを防ぎながら健康管理がしやすくなります。また、1日に複数回タイマー設定ができるモデルなら、朝・昼・夜・深夜といった細かいスケジュールにも対応可能です。

フードの対応タイプ(ドライ・ウェット)

自動餌やり機の多くはドライフード専用ですが、中にはウェットフードに対応したタイプもあります。
猫がどちらのご飯をメインに食べているかによって、対応フードの種類を確認しておきましょう。ウェットフード対応タイプは冷却機能付きのものを選ぶと安心です。

停電対策があるか

万が一のトラブルに備えて、停電時もバッテリーや電池で動くタイプや、フードが詰まりにくい設計のものを選ぶと安心です。特に粒の大きなフードを使う場合は、詰まり防止機能があるかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

スマホ連携機能・カメラ付きタイプ

最近はWi-Fi接続が可能なスマートモデルも多く、外出先からスマホで給餌や様子確認ができるものもあります。
中には音声機能で「ごはんだよ〜」と声をかけてあげられるタイプもあり、留守中でも猫とのつながりを感じられるのが魅力です。

掃除のしやすさ・デザイン

毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも重要です。
トレイ部分が取り外せて洗えるタイプなら、衛生面でも安心。キッチンやリビングに置いても違和感のないデザインを選べば、インテリアにもなじみます。

自動餌やり機は、単なる「便利グッズ」ではなく、猫の健康と飼い主の安心を支えるアイテム。
どんな機能を重視したいのかを明確にして選ぶことで、毎日の暮らしがぐっと快適になります。

実際に使って感じた便利だと思ったこと

実際に猫用自動餌やり気を使ってみて便利だった機能をご紹介します。

自動で餌をあげられるので猫にとっても人間にとっても負担が少なくなった

猫と暮らしていると、朝の「ごはんコール」は避けて通れません。
まだ外が暗い時間でも、お腹が空けば遠慮なく鳴き声でアピールしてきたり、顔をペシペシと叩いて起こしてきたりします。かわいらしい反面、寝不足の日が続くと「もう少し寝かせて…」と思ってしまうこともありますよね。私も何度もそんな経験があり、早朝の猫の要求にはなかなか抗えませんでした。

しかし、自動餌やり機を導入してからは、この悩みがすっかり解消されました。
決まった時間に自動でご飯を出してくれるので、猫は「いつでもちゃんとご飯が出てくる」と理解し、早朝の催促がほとんどなくなったのです。人間が起きる時間に関係なく、猫の生活リズムに合わせて給餌できるのは本当に便利。

また、「夜に多めにあげたから大丈夫」と思っても、実際には猫にとって足りていないこともあります。
自動餌やり機なら、朝・昼・夜といった時間ごとに適切な量を設定できるため、食事の間隔が空きすぎることもなく、健康的なリズムを維持できます。結果的に、猫は空腹によるストレスが減り、飼い主も安心して睡眠や外出の時間を確保できるようになります。

お互いのストレスが減ることで、日々の関係もより穏やかに。
「ごはんをもらう」「あげる」という行為が自動化されることで、生活の小さな摩擦が減り、猫との時間を純粋に楽しめるようになりました。自動餌やり機は、猫にも人間にも優しい、まさに“共に暮らすためのサポート家電”だと感じています。

スマホから手動でも餌をあげられるようになった

実は、私が猫用自動餌やり機を導入して一番「買ってよかった!」と感じたのは、この“スマホから手動で餌をあげられる機能”でした。
自動でご飯を出してくれるのが一番の特徴と思われがちですが、実際に使ってみると、アプリを開いてボタンひとつで給餌できる手軽さが本当に便利なんです。

仕事をしている最中や、体調が悪くてベッドから動けないとき、ご飯を食べていて手が離せないときなど、「今すぐは動けないけれど、猫にはご飯をあげたい」というシーンは意外と多いもの。そんな時にスマホを開いてポチッと押すだけで、数秒後にはカリカリが出てくる。このワンタッチ操作に、何度も助けられました。

もちろん、スマホを使わなくても本体のボタンを押すだけで手動給餌が可能です。
毎回、重たい餌袋を持って移動して、計量して、餌入れに注ぐ――そんな一連の作業が必要なくなるのは、思っていた以上に快適。猫の餌袋って5kg以上あることも多く、地味に重労働なんですよね。特に忙しい朝や疲れている夜などは、そのひと手間を省けるだけで気持ちがぐっとラクになります。

さらに、外出先からもスマホで操作できるのは大きな安心感につながります。
「ちょっと帰りが遅くなりそう」と思ったときでも、アプリからすぐに給餌できるので、猫を空腹にさせる心配がありません。日々の小さな不便を解消してくれるこの機能は、まさに“かゆいところに手が届く”便利さだと感じています。

マイクとスピーカーで外出先から声かけができて様子を確認できて安心する

ペットカメラ付きの猫用自動餌やり機、実は“マイクとスピーカー”まで内蔵されていることをご存じですか?
私も購入して初めて知ったのですが、スマホから声を送ると、そのまま餌やり機のスピーカーを通して猫に話しかけることができるんです。まるでビデオ通話のように、外出先から愛猫とコミュニケーションを取れるなんて、最初は本当に驚きました。

たとえば、長時間の外出や出張のとき。「ちゃんとご飯食べたかな」「寂しがっていないかな」と気になってしまうこと、ありますよね。
そんなときにスマホのアプリからマイクをONにして、「今から帰るよ〜」「いい子にしてた?」と声をかけてあげると、スピーカーから自分の声が流れます。画面越しに猫がピクッと反応したり、カメラの前に寄ってきたりする姿を見ると、こちらまで癒されてしまいます。

もちろん、猫がどの程度こちらの言葉を理解しているかはわかりませんが、飼い主の声はしっかり覚えているようです。私の家の猫も、話しかけると餌やり機の前までトコトコ歩いてきて、まるで「おかえり」と言ってくれているような反応を見せてくれます。
たとえ自己満足のように感じても、声をかけることで「離れていてもつながっている」と感じられるこの機能は、想像以上に心を支えてくれる存在です。

気軽に猫と動画や写真が撮れる

この機能はまさに“盲点”でした。
ペットカメラ付きの自動餌やり機というと、留守中の見守りに使うものというイメージが強いですが、実はこのカメラを使って、愛猫との動画や写真を気軽に撮ることができるんです。まるで家に専属のカメラマンが常駐しているような感覚で、ふとした瞬間を逃さず残せるのがとても便利です。

一人暮らしの場合、猫と一緒の写真を撮るのって意外と難しいですよね。
誰かに撮ってもらうわけにもいかず、「今のこの可愛い瞬間、誰か撮ってくれないかな…」と思うこともしばしば。そんなとき、スマホのアプリを開いてカメラをONにすれば、猫の自然な姿を遠隔で録画したり、静止画で保存したりすることができます。

ペットカメラは撮影のON・OFFも自分で自由に操作できるので、常時録画されるような監視感もなく安心です。
「今日は特別かわいい仕草をしていたから記念に残しておこう」「新しいおもちゃで遊んでいるところを撮りたい」——そんな時にサッと録画ボタンを押すだけで、手軽に高画質な映像が残せます。

中には写真撮影機能が付いたモデルもあり、猫のベストショットを撮るのにもぴったり。
まるで我が家にカメラ係が一人増えたような感覚で、猫との思い出をたくさん残せるのが嬉しいポイントです。

猫用自動餌やり機おすすめ3選

私が使用している使ってみて良かったWansviewの自動餌やり機

わたしが使用している、Wansviewの自動餌やり機です。これは猫限定ではなく、ドライフードを食べるペット全般に使えます。

このモデルのポイントをまとめてみました。

4L大容量&自動給餌:スマホアプリで1日1〜5回、量も細かく設定可能。手動給餌や残量通知も対応。
2K高画質カメラ搭載:外出先からリアルタイムで映像確認・音声呼びかけが可能。家族共有もOK。
音声録音機能:飼い主の声(最大10秒)を再生してペットを安心させる。
録画・動体検知機能:ペットの動きを検知して通知&録画。24時間録画やクラウド保存にも対応。
鮮度・衛生面に配慮:乾燥剤ボックスとステンレス製ボウル付き(食洗機対応)。
2Way給電:コンセント+乾電池併用で停電時も安心、省エネ設計。
簡単設置&2年保証:取り外し・掃除が簡単で、アプリ設定もシンプル。

価格は12,000円程とまぁまぁな値段したので買うか悩んでいましたが、今は買って大正解だったと心から思っています。

先述した通り、スマホのアプリを通して自動で時間になると決めた量の餌をあげることができますし、手動でもボタンひとつであげることができてとても便利です。
猫とのコミュケーションとして、自分の声を届けることができます。

また、私はコンセントで電源を取ってWIFIでアプリを使っていますが、コンセントをさせる場所ではない場所におきたい方は乾電池で使用することもできるなど、さまざまな人のニーズに合わせて使うことができます。

動体検知機能も付いているので、オンにすると猫が餌を食べた、残りのご飯の量は十分にあるかなどを検知してお知らせしてくれます。私はこの通知が多かったのでオフにしています笑

実際に使ってみて感じたのは、「外出していても、まるで一緒にいるような安心感がある」ということ。特に仕事や旅行で家を空けることが多い方には、本当に頼もしいアイテムです。

ペットカメラはなし。アプリで体型管理できるPawsyncの自動給餌器

Pawsync 自動給餌器


Pawsync 自動給餌器 も猫の健康管理におすすめな自動餌やり機です!
以下にポイントをまとめてみました。

多機能アプリ:ペットの体重・体型・フード情報を基に最適給餌プランを提案。給餌計画のカスタマイズや記録管理、トレンド分析も可能。フード切れ・電池残量不足の通知機能あり。
調整可能な給餌スケジュール:1日最大10回、1回10ポーションまで設定可能。3.6Lの大容量で約20~30日分のフードを保存。乾燥・フリーズドライ・ミックスフードに対応。
スマートスケール搭載:摂取量をリアルタイム記録・アプリ自動同期。週ごとの分析で異常行動の早期発見にも対応。
信頼性の高い自動給餌器:ジャム防止機能と逆回転機能搭載。二重電源方式で停電時も給餌可能(電池別売)。
フードの鮮度と安全性:密封バッグとシーリングリングで新鮮さキープ。304ステンレス・BPAフリープラスチック使用で衛生的。密封アウトレットでペットのいたずら防止。

アプリに愛猫の体重や体型、フード情報を入力すると、その情報をもとに最適な給餌量やタイミングを提案してくれる機能がついています。これにより、飼い主が毎回「どのくらいあげればいいのか」と悩む必要がなく、愛猫にとって健康的な食生活をサポートしてくれます。

さらに、この給餌器は摂取量をグラム単位で計測してくれるので、これまでのように大雑把に餌をあげてしまう心配もありません。ペットの体重管理や健康維持を細かく確認できるので、特にダイエット中の猫やシニア猫、体調管理が必要なペットを飼っている方には心強い機能です。

ただし、このモデルにはカメラ機能は搭載されていないため、見守りカメラとしては使えません。その分、シンプルでわかりやすいUIに設計されており、操作が苦手な方や、給餌管理に特化した機能を求める方には向いています。家にいなくても愛猫の食事量をきちんと管理できる安心感は、大きな魅力と言えるでしょう。

ウェットフードに対応したエレコムの自動餌やり機

wetfood

最後に紹介するのがエレコムの自動給餌器です。

今まではカリカリなどのドライフードのみに対応した自動餌やり機でしたが、こちらの商品はウェットフードに対応したモデルです。

以下にポイントをまとめてみました。

ダイヤルタイマー式で簡単設定:ダイヤルを回すだけで、1時間〜48時間先まで1時間単位で給餌時間を設定可能。
お留守番中も給餌可能:タイマーで自動的に蓋が開くため、早朝や外出時も食事ができ、長時間空腹を避けられる。
フードの鮮度を維持:ウェットフード・セミモイスト・ソフトドライ・ドライフードに対応。付属のアイスパックで4〜6時間の保冷が可能。
健康管理に役立つ:適切な時間・量で給餌できるため、肥満防止や吐き戻し防止、成長や健康維持をサポート。

今まで紹介してきた自動餌やり機のモデルとは違い、このタイプは1回のタイマーで設定した時間まで蓋が開かず、何回かに分けて給餌することはできません
ウェットフードは特に猫にとって大好物で、目の前にあると一気に食べてしまいがちです。そのため、本当に必要な時間帯にだけ与えたいという場合に向いています。

一度給餌をすると次の補充まで再度使用できない点はデメリットですが、付属の保冷剤を入れることでフードの鮮度を保てます。また、2台を連結して使うことも可能なので、最大で2回分の給餌を行うことができます。

そのため、カリカリのドライフード用の自動餌やり機と組み合わせて使うのも便利ですし、ウェットフードだけを食べる猫ちゃんには2台連結で使用することで、健康的に食事を管理することができます。
猫の好みや生活リズムに合わせて柔軟に使い分けられる点が、このモデルの大きな魅力です。

まとめ|自動餌やり機で猫の生活をもっと快適に

自動餌やり機を導入することで、猫の生活リズムを崩さずに健康管理ができるだけでなく、飼い主の毎日の負担も大きく軽減されます。時間や量を細かく設定できるモデルなら、食べ過ぎや空腹によるストレスを防ぎ、特にシニア猫やダイエット中の猫にも安心です。

また、カメラや音声機能付きの機種を選べば、外出中でも猫の様子を確認したり、声をかけたりでき、留守番中の孤独感を和らげることも可能です。ドライフードだけでなくウェットフードにも対応したモデルを組み合わせれば、猫の好みに合わせてより健康的な食生活をサポートできます。

飼い主も猫も、毎日の給餌に関するストレスや不安が減ることで、より穏やかで快適な生活を送ることができます。自動餌やり機は、単なる便利グッズではなく、猫との暮らしをより豊かで安心にするための頼もしいパートナーと言えるでしょう。

関連記事一覧