
動画トレンドの最前線!今、どんな動画が人気?YouTube・Instagram・ミームなど
流行りの動画スタイルってどんなものがあるの?
流行りの動画は日々変化してきています。ざっと羅列してみても以下のようなものがあります。
- やってみた動画
- 歌ってみた
- 踊ってみた
- 検証動画
- ドッキリ動画
- 再現チャレンジ
- 豆知識
- ライフハック
- 解説動画
- レビュー動画
- ゲーム実況
- 動物動画
- 料理動画
- 旅行動画
- Vlog
- ルックブック
- GRWM(ゲットレディウィズミー)
- VTuber
- ASMR
- ハッシュタグチャレンジ
- ショート縦動画
- ミーム動画
最近の流行りの動画を紹介
最近の流行ミームや動画トレンドをいくつか詳しくご紹介します。
格付けミーム
もっぱら最近流行っているのが、「格付けミーム」です。
Xなどで最近毎日動画が回ってきます。
動物たちの格付けバトルをいろんなパターンに当てはめているのがとても面白いです。
ライオンやドーベルマンがランク上位層、中間層には、舐められやすい相手は羊、仲介役は猫、その他は鳥、最後に圧倒的な勝ち組としてニワトリが出てきます。
「ヤンキーが多い県」、「鉄道会社ver」「製薬会社ver」「大学偏差値」などなど色々なバージョンで出てきています。
前まで猫ミームが圧倒的でしたが、これの代わりとなるレベルで格付けミームは流行っていくでしょう。
格付けミーム2
ミームに名前がついていないので、格付けミーム2としました。
元動画は筋肉ムキムキで自信みなぎった男性が弱者には強く出て、強者には腰が低くなる様子の動画なのですが、そこにさまざまな上下関係を明示しています。
これは先の格付けミームよりも前に広まっていましたが、それよりかは勢力は低めです。
ROSE &Bruno Mars「APT」 &踊ってみた
Creepy Nutsの「Bling Bang Bang Born」に合わせた“BBBBダンス”がTikTokでバズり、日本のみならず海外でも話題になりました。また、独自の振り付けや楽曲に基づいた「ギリギリダンス」なども注目されています。
ごく最近ではROSE &Bruno Mars「APT」も5億回再生数と爆発的なヒットとなりました。
韓国アイドルグループBLACKPINKのROSEと、歌手のBruno Marsという珍しい組み合わせですが、どちらもご存知の通り圧倒的な歌唱力で世界中から支持されているアーティストです。
APTとは韓国語でアパートという意味ですが、韓国の飲みゲームを歌にしたものです。これはROSEがアパートゲームが好きだからという理由で作られましたが、独特のリズムと歌詞がクセになります。
流行りの音楽が出ると必ず歌ってみた、踊ってみたの動画が乱立します。
特に最近のKPOPの人気はとてつもないです。
こちらの動画ですが、踊ってみたで715万回再生されています。
フィルタ4:15再生中
アイドルFRUITS ZIPPER、CUTIE STREET &踊ってみた
今女子高生に大人気な日本のアイドル、FRUITS ZIPPERとCUTIE STREET。
どちらもPOPで可愛らしい曲と、ザ・アイドル!というキュートなダンスと衣装に憧れてしまう気持ちがわかります。私も今JKだったら、TikTokをやって友達とこの2グループの曲で踊っていたことでしょう。
FRUITS ZIPPER「NEW KAWAII」
2年前発表した「わたしのかわいいところ」は3827万回の再生数という驚異的な回数で世間を賑わせました。
今年発表した「NEW KAWAII」も1070万回と、日本アイドル界を爆進しています。
今の時代はTikTok
CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」
1ヶ月前に発表したばかりなのに、1432万回再生数。
今は圧倒的なルッキズム(外見主義)と言われています。
賛否両論ありますが、時代に合った曲を作って形にしているのは間違いないですね。
VTuberぽんぽこちゃんねるのVlog、食べてみた動画
VTuberはつい最近まではごく一部の狭いファン層が見るものでしたが、最近ではかなり一般に普及しており、普通の顔出し YouTuberと同様の人気を博しています。VTuberの良いところは、イラストやAIなどを使ったキャラクターで構成されているので、可愛いキャラクターを見れるところと、少し非現実的な世界を見れるところにあります。
顔出しだとやはりその人の顔ありきで動画を見てしまうところがありますが、VTuberはトークと編集力が命です。やはり人気VTuberはとにかく面白い。
私自身が最近見ているのはありますが、ぽんぽこちゃんねるは兄妹でやっていて(チャンネル自体は妹のもの)、軽快なトークとなぜか引き込まれてしまう魅力を持っています。ぜひ一度見てみてください。
はじめしゃちょーの長尺やってみた動画
今や1500万人チャンネル登録者のYouTuber界のトップ、はじめしゃちょーですが、初期の頃は3分ほどの動画がほとんどでした。
この動画はなんと1時間半。250万回再生。
他の動画もそのくらいの尺で時代が変わりましたね。
日本の最北端からタクシーで100万円使うとどこまで行けるのか?という企画なのですが、検証動画としても旅Vlogとしても面白いですし、何より他の人ができないことをし続けているのは本当にすごいなと尊敬します。
とても長い動画ですが、全く離脱せずに最後まで見てしまいました。企画力と飽きさせない構成力に脱帽です。
辻ちゃんの娘ちゃんの希空チャンネル
今話題沸騰中の希空チャンネル。
現在高校生で、なんとあの元モーニング娘。の辻ちゃんの娘さんです。
これまで娘さんの顔は明かされていませんでしたが、希空さん個人のチャンネル開設と同時に素顔が明かされました。SNSでもあまりの可愛さと品の良さ、卓越したトーク力に歓喜の声が渦巻いていました。
1本目の動画はなんと590万回再生で注目度の高さが伺えます。
サモエドりんたろうの炊飯器ごはん
オムライス兄さんのオム兄(にい)など料理系のインフルエンサーが最近人気ですが、ペットのご飯動画もとても人気です。
こちらはサモエドのりんたろうの炊飯器ご飯です。
軽快な音楽と共に、炊飯器に新鮮な具材を入れてスイッチをオン!
スイッチを押すまでにりんたろうが邪魔をしてくるのがとても可愛いんです。
出来上がったご飯も毎回美味しそうで、人間よりも良いもの食べてるなぁと羨ましい気持ちにもなりつつ、とても癒されます笑
こういった動物×○○というのはかなり増えてきている印象です。
中国のわんちゃん(littlemanyuさん)のボディケア動画
こちらもわんちゃん繋がりですが、わんちゃんのボディケアをしてあげる動画です。
初めは柴犬のみでしたが、ここ最近白いワンちゃんも仲間入りして、2匹仲良く体を洗ってもらったり、クリームを塗ってもらったりと至れり尽くせり素晴らしい日常を送っています。
わんちゃんのリラックスした気持ちの良さそうな表情が最高なんです。
今YouTube全体で長尺動画が流行っている!理由は?
最近のYouTubeは長尺動画が増えています。今まで3分〜8分程度だった有名YouTuberの大部分が長尺動画をメインにしてきています。
長尺というとどれくらいの長さかというと、なんと1時間〜3時間という長さです。映画1本分もある長さにも関わらず、そのYouTuber達は相変わらず視聴回数を伸ばし続けています。
長尺理由が今流行っているのには以下のような理由があります。
1. 収益化の条件との相性
YouTubeの収益化モデルでは、動画の再生時間が広告収益に影響します。
長尺動画は複数の広告を挿入できるため、クリエイターにとって収益性が高まります。
視聴者からすると広告が多いと見づらいですが、YouTubeの広告収入を収入源にしている人にとっては、活動を続けるためにも大事な要素になっています。
2. 視聴者のコンテンツ消費スタイルの変化
視聴者の中には、短い動画では満足できず、深い内容や長時間楽しめるコンテンツを求める層が増えています。
初期の頃は学びや情報提供系の動画でこの傾向が顕著でしたが、最近ではバラエティー系のチャンネルでも長尺動画が増えてきていて、YouTube全体で長尺動画が増えてきています。
長尺動画を作るためには企画力やトーク力、構成力など様々なスキルが必要なので、本当に力のあるTOP YouTuberが長尺動画の客層を勝ち取っているのには大いに頷けます。
3. アルゴリズムの影響
YouTubeの推奨アルゴリズムは、視聴者の滞在時間を重視します。
長尺動画が視聴者を長く引き止めることができれば、アルゴリズムによっておすすめされる可能性が高まります。
最近のYouTubeでは長尺動画がアルゴリズム的に上位に表示されやすい傾向にあるため、その流れに乗って長尺動画を出す YouTuberが増えてきているのです。
4. 視聴者の生活に長尺動画でのながら見が浸透してきた
ポッドキャスト形式のトークや長時間のライブ配信など、ラジオ感覚で流せる動画形式が支持されています。
これにより、視聴者は画面を見続ける必要がなく、他の作業をしながら楽しむことができます。
動画が流行り出してから数年が経ち、視聴者自体も動画自体が生活の一部として溶け込んできています。真剣に画面と向き合って見るというより、何か作業や家事などをしながら観る人が増えてきているんです。
短い動画だとすぐに終わってしまうので、むしろ新しい動画を探したり切り替えるのが面倒です。この人の長尺動画は面白いと思ったら、その人の動画を1本流してしまえば1時間家事をしながら楽しめるので、そういった人が自分も周りも増えてきています。
5. 動画編集技術の進化
長尺動画でも飽きさせないような、テンポの良い編集や物語性を持たせた動画が増えています。視聴者は単なる長さではなく、内容の充実度を評価するようになっています。
これらの要因が重なり、長尺動画の人気が高まっています。特に、教育系やエンターテインメント系でこの傾向が顕著です。
動画トレンドの未来は無限大!
動画スタイルは時代とともに進化し、多様化しています。この記事で紹介した最新トレンドや動画スタイルは、その一端を示すものです。短尺動画の手軽さから長尺動画の深みまで、それぞれの魅力があります。
特に、「格付けミーム」のような軽妙なアイディアから、K-POPやアイドル文化を軸にした「踊ってみた」の人気、そしてVTuberやペット動画の癒し系コンテンツまで、視聴者のニーズに応じて形を変えています。
どんなスタイルの動画も、その時代の空気感や人々の求めるものが反映されています。視聴者としても、クリエイターとしても、柔軟にトレンドをキャッチしながら楽しむことが、これからの動画ライフをさらに豊かにしてくれるでしょう!