東京で日本一美味しいニューオータニのフレンチ、トゥールダルジャンに来てみた
日本一のフレンチと言われている、永田町にあるホテルニューオータニのトゥールダルジャン東京へやってきました。
滅多なことがなければ行く機会のない高級フレンチ料理店ですが、今回はお祝いごとで行くことに。豪華絢爛なレストラン内の装飾と、見た目も味も最高峰の料理に天にも昇る気分になります。
特別な日に訪れたいあなたへ、予行演習として参考になればと思います。(普段はカメラを持ち歩いているのですが、マナー的にふさわしくないと思い今回はiPhoneでの写真となります。)
約400年の歴史あるフレンチ、トゥールダルジャン
有名フレンチといえばトゥールダルジャン。
ホテルニューオータニにあり、まるでフランスの貴族の邸宅のようなレストランと言われています。
本店はパリにあり、ロゴにある通り1582年から営業されていてなんと約400年の歴史がある超有名店です。そして驚くことに、そんなトゥールダルジャンの支店は世界中の中でただ1つ東京にしかありません!
日本に住んでいて良かったと心から思えますね。
ドレスコードを守って素敵な時間を過ごそう
レストラン内は見ての通りすばらしい空間!
天井には大きなシャンデリアがあり、鏡に反射して空間がより一層広く見えます。料理や飲み物の前に、部屋の装飾を見るだけでずっと楽しめてしまいます。
レストラン内に入る前の話です。
日本一のフレンチといえど、そこまで格式高い格好で行かなくてもいいんじゃないの?
そう思った友人は軽めのジャケットで現れました。
それに反して私は結婚式の二次会に着ていくようなドレスと、髪もリタッチついでにアップにまとめてもらいました。女性は
「それはやりすぎじゃない?」
と言われてしまい少し恥ずかしい気持ちが湧いてきたのですが、レストレン内に入った途端その気持ちは全て吹き飛びました。想像の何倍以上も豪華絢爛なレストランの作りで、スタッフやお客様の方もかなりフォーマルな格好だったからです。
一度も来たことがない場所だと服装選びに困りますが、さすがのトゥールダルジャン。ここに行くのであれば自分ができる最大限フォーマルな格好でのぞみましょう。フランスの雰囲気にあった服装選びもいいかもしれません。
一つ一つの料理が作品
ディナーのコース料理を今回はいただきました。
まず運ばれてきたのがこちら。
前菜としてお魚と酸味のあるソースが運ばれてきました。
まずこの美しい盛り付けに感動しました。
お皿のブルーとソースのイエローが補色関係でパキッとした色使い。センス抜群ですね。
口の中に入れるとほろっと溶けて舌にやさしく広がります。美味しすぎます!
お肉料理に合うワインをお願いしました。
料理が鴨肉のローストだったので、それに合いそうな赤ワインです。
丁寧なワインの説明の後、流れるような美しい手捌きでワインが開封されました。
そして目の前でデキャンタに注がれていくのですが、その時間がなんとも最高。
ゆらゆら燃えているキャンドルがまた雰囲気を醸し出してくれます。
まずはグラスを回して香りを楽しみます。
芳醇なぶどうの香りがふわっと広がります。味の重さはミディアムボディくらいで、口に含んだ時のボリューム感はありつつ、料理の邪魔をしない絶妙で最高なお味でした。
鴨肉はこちらです。興奮して写真を撮る前に食べ進めてしまいました。
今まで食べてきた鴨肉の中でも圧倒的に美味しかったです!肉肉しさやガツンとクセになる味付けはありつつも、しつこさはなく柔らかさの中に繊細さのあるお味でした。
そしてやっぱり赤ワインとの相性も抜群です!
デザートは5種のプチケーキと紅茶を添えて
食事の最後にスイーツプレートが運ばれてきました。
プチシュー、マカロン、チョコケーキなど5種類の一口サイズのケーキ。横長のプレートと敷かれたカラーフィルムが高級感を演出します。
このスイーツが紅茶・コーヒーと絶妙にマッチ。美しいレストラン内と灯るキャンドルを眺めながらほっと一息ティータイムを楽しむこの時間は最高でした!
ハレの日をすごすレストラン、トゥールダルジャンへ
トゥールダルジャン公式サイトではこう書かれていました。
トゥールダルジャンは単なるレストランではありません。フランスの食文化をお伝えし、お客さまにとって、ライフスタイルの「ハレの日」。
https://tourdargent.jp/about-us/
たくさんのハレの日を迎えたお客様が、素敵なドレスやスーツを着こなし素晴らしい食事と和やかな団欒の時間を過ごしています。そんな空間にいるだけで幸せな気持ちになってしまいますね。
実はこの日は私の誕生日祝いだったのですが、そんな「ハレの日」を特別な日にしてくれる素晴らしいレストランでした。
ぜひ一度大切な日に足を運んでみてください。