ハリーポッタースタジオツアー東京(としまえん)の全貌と見どころを徹底ガイド
2023年6月にオープンした、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター、通称「ハリーポッタースタジオツアー東京」。
オープンしてから1年強経ちましたが、ますます人気が高まる中、まだ足を運んでいない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回私自身も実際に「ハリーポッタースタジオツアー東京」に足を運び、その魅力を余すところなく体感してきました。
魔法の世界に足を踏み入れた瞬間から、目の前に広がるホグワーツの壮大な景色や、映画で見た憧れのセット、小道具の数々に興奮と感動を覚えました。
このハリポタタジオツアーが、どのようにして訪れる人々を魔法の世界へと引き込むのか、その魅力を細部にわたってお伝えしていきます。豊島園に新たに誕生したこの魔法スポットが、どのような驚きと感動を提供しているのか、ぜひ最後までご覧ください。
東京の新たな魔法スポット・豊島園にオープンしたハリーポッタースタジオツアー
東京・豊島園に新たにオープンした「ハリーポッタースタジオツアー」正式名称:ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッターは、ハリーポッターの小説・映画ファンにとって夢のような場所です。
としまえんは、長年にわたり東京の遊園地として親しまれてきましたが、2020年8月に閉園しました。
この跡地に映画「ハリーポッター」の世界を忠実に再現したスタジオツアーが新たに誕生しました。これは、日本初のハリーポッター公式スタジオツアーであり、ロンドンで大人気を博している「ワーナー ブラザース スタジオツアー」の日本版です。
映画の舞台裏を紹介する展示物や、実際の映画で使用された小道具やセットが目の前で見られるこのツアーは、ファンにとってまさに夢のような場所。
豊島園駅は都心からのアクセスも良く、日本人だけなく訪日外国人からも人気で連日たくさんの観光客で賑わっています。このスタジオツアーは、ハリーポッターの世界観を完全に再現するだけでなく、映画制作の裏側にも焦点を当てており、音響設備や映像技術、その他様々な最先端の技術を学ぶことのできる場所ともなっています。
ハリーポッタースタジオツアーへのアクセス。道中もハリポタの世界観満載!
豊島園駅から徒歩数分で行けるこのスタジオツアーは、東京の中心部からのアクセスが非常に便利です。
池袋から西武池袋線で数駅、または都営大江戸線沿線にあり、観光客や地元の住民にとっても訪れやすいロケーションです。駅を降りると、すぐにハリーポッターの世界への入口が広がり、周囲の風景もツアーの期待感を高めます。
まず初めに目に付いたのが、駅に一番近い位置にある公衆電話です。
「ハリーポッター不死鳥の騎士団」に出てきたものですが、魔法省への入り口となるのがこの赤い公衆電話でした。62442にかけると魔法省へ行けるかもしれません!
次に目に入ってきたのが、ハグリッドとハリーの銅像です。
エントランスに向かう道中は広い公園のようになっているのですが、そこでは様々なオブジェが展示されています。
「ハリーポッター賢者の石」で出てくるまだ小さい頃のハリーと、大男ハグリッドが仲良く散歩しているシーンです。
こちらは鹿の守護霊(パトローナス)です。
登場人物にそれぞれ守護霊がいるのですが、ハリーポッターの守護霊は鹿です。
父のジェームズが牡鹿、母のリリーが雌鹿です。
守護霊(パトローナス)は吸魂鬼(ディメンター)を撃退することができ、非常に重要な存在となっています。入り口に配置することで危険なディメンターからスタジオを守ってくれているかのようですね。
入り口に入る前までにハリーポッターの世界観が満載で撮影スポットが盛りだくさん!
スタジオツアーを始める前から気分も上がり期待値も上がってしまいます!
ここまで最初の段階でこだわって世界観を作っているところも珍しいのではないでしょうか!?
スタジオツアーの全貌:映画の世界を再現した圧巻の展示
豊島園ハリーポッタースタジオツアーの目玉は、映画のセットやシーンが忠実に再現されている展示です。
ツアーはBEHIND THE MAGICの部屋から始まります。
映画製作などに携わった方々に関する写真や文章がネオンカラーの照明で照らされ、すでに魔法の世界に没入してしまいます。
作品ファンの方だとこの場所だけでも長時間ずっといれてしまいそうですが、1分ほどでガイドさんの案内により先の道を通されます。ここはもう少しゆっくり見てみたかったので、次回行く時にはできるだけ製作陣の方の文章を読めたらなと思います。
予約時間で一気に人が入るので、壁沿いの方を歩いておくのをお勧めします。案内されるまで人が多いのであまり身動きができません。
いよいよハリポタの世界へ!
映画館のような座席に案内され、ハリーポッターの制作の裏側や、ハリーやハーマイオニー、ロンなどのメッセージ動画を観ることができます!そして映像を見終えると、なんとその映像に出てきたホグワーツへの入り口の扉が出現します!
当日誕生日や記念日の人をメインにその扉を開けていきます。
扉を開けるとホグワーツの世界へ飛び込んでいきます。ここからがホグワーツ本番!
まず初めに、ホグワーツ魔法学校の大広間に迎え入れられます。大広間には生徒が食事する用のカトラリーがズラリと並べられています。また、セットだけでなく、実際に映画で使用された小道具や衣装も展示されており、ハリー、ロン、ハーマイオニーたちが実際に着ていた制服や、魔法の杖などを見ることができます。
「グリフィンドール」、「スリザリン」、「レイブンクロー」、「ハッフルパフ」それぞれの衣装や、映画に出演している先生の等身大の像など、ファンなら歓喜間違いなしです!
大広間まではガイドの方が口頭で様々な説明をしてくれます。それ以降は個別行動となり自由に好きな場所を回ることができます。
学校の先生に全体案内をされ、あとは個人行動される感覚で、まるで自分が魔法学校の生徒になったかのような感覚を味わえますよ。
ダウンロードも無料:映像技術を楽しめる、たくさんの無料撮影ブース
ハリポタツアーでは、たくさんのフォトスポットが存在します。
どこを撮ってもハリポタの世界観をそのまま再現したものなので、全てがフォトスポットとも言えるのですが、スタジオ側が用意している撮影ブースがいくつか存在します。
これらは無料で後ほどダウンロードが可能ですので、ぜひ気軽にやってみてくださいね!(QRコードを読み込んだりとスマートフォンの使用は必須です)
ホグワーツ城の動く肖像画になれる!?リール動画撮影
1つ目が、あのハリーポッター賢者の石に出てきた、動く肖像画になれる体験ブースです。
いくつかの魔法学校の背景から1つのブースを選んで動画を撮るというもの。(写真は動画の切り抜き)
そこで各々好きな動きをします。一種のリール動画(縦動画)のような感じですね。
動画の尺は15秒ほど。出来上がった動画は後ほどアプリで無料ダウンロードが可能です。
そして撮影された動画は、なんとスタジオ内の壁面に映し出されます!そう、動く肖像画になれるのです。
正直とても恥ずかしいですが様々なお客さんの動画が壁面に映し出されるので、それを観るのはとても楽しいです。
子供が全力で演技をしていたり、動画を撮られ慣れていない方はほぼ写真のような硬直動画になっていたりととても微笑ましくなります。
魔法省職員の移動手段 フルーパウダー(煙突飛行粉)で登場シーン撮影
お次は、魔法省職員の移動手段 フルーパウダー(煙突飛行粉)を体験できるコーナーです。(写真は動画を切り抜いたもの)
10秒ほどの動画を撮影することができ、後ほど無料ダウンロードが可能です。
何もなかった場所から急に人が出現する摩訶不思議な映像が撮れます。
映画の主人公ばりにかっこいい表情や歩き方をして、素敵な作品にしてしまいましょう。
魔法省に似合う服装をしていくと、映像にも箔がつくと思うのでぜひおしゃれして行ってみてくださいね!
クィディッチ体験!観客側でみんなで盛大な演技をして動画に残せる
お次はあのハリポタで大人気なスポーツ、クィディッチです!
簡単にいうと、映画演技を大勢でやって映像作品にするという体験コーナーです。
グリフィンドールとスリザリンチームに分かれて、それぞれのチームを応援したり、相手にブーイングを出したり、勝ったり負けたりした時のシーンをいくつか撮ります。
スタッフの方が丁寧に指導してくれるので問題ありませんが、羞恥心を無くすのが何より大切です。
自分が役者になったと思い込んで、これでもか!と大胆に演技してみましょう。
こちらの映像も後ほど無料ダウンロードが可能ですが、短縮版となってしまうので、映像を撮り終わった後に映像を確認させてもらえるのでそれをスマートフォンで録画しておくのがおススメです。
見ず知らずの人と演技をして映像を作るという、なかなかない体験はとても面白かったです!
魔法薬学のお勉強?怪しげな調合薬と一緒にパシャリ
こちらは体験ブースではないので、自由に個人で撮影するのですが撮影映えしますし、世界観が素敵だと思ったのでご紹介します。
ハリーポッターと謎のプリンスで出てきたのが、魔法薬学。
小瓶や怪しげな壺、空中に浮いた杖、調合した魔法薬からは煙が出てきています。
ここで呪文を唱えれば一瞬で毒薬が作られてしまいそうです。(それをイメージして撮影してみました)
大人も子供も楽しめる撮影スポットになっています。
自前の杖を持って調合シーンを撮るのも面白そうですね。
ダウンロードは有料:指名手配犯ポスター撮影(写真)、空飛ぶほうき体験(動画、写真)
スタジオツアーの醍醐味の一つは、インタラクティブな体験ができるエリアです。
先ほどの無料撮影スポットに加えて、有料スポットも存在します。
指名手配犯ポスター撮影と、空飛ぶほうき体験です。こちらは2つ順番に行われます。
撮影体験だけなら無料です。
長蛇の列になるのですが、待っている間も他の方の撮影風景が見れるので飽きることはありません。
ただ、この映像や写真をダウンロードするのが有料だと知って並んでいる人が半分もいなかったと思います。撮影終了後に自動的にお会計に案内される(1グループ5,000円かかるので、2人だと2,500円ずつ)のでご注意ください。
※グループ全員のデジタルデータの指名手配犯ポスター&飛行写真、飛行動画の場合
まずは指名手配犯ポスター撮影
まずは指名手配犯撮影に案内されます。
プロの撮影スタジオになっているので、指定された場所に立てばものの数秒で写真は完成します。
指名手配犯の表情ってどんなものがいいのか分からなかったので、闇落ちして表情が無くなっている人を想像して撮られてみました。
もう少し賞金首らしく、はっちゃけても良かったかもしれません。
空飛ぶほうき体験でホグワーツ上空を駆け巡ろう
次は空飛ぶほうき体験です。
ほうきに乗ってハリーたちと同じようにホグワーツ特急を上空から見下ろすことができます。このアトラクションは、グリーンバッグを使った合成映像技術などを使った臨場感あふれる体験で、体験するだけでも楽しいこと間違いありません。
撮影もスタッフの方がどんな動きをすればいいのか逐一教えてくれるので安心です。映像を撮り終わった後には、記念写真撮影も!
子供から大人まで楽しめるコンテンツとなっていますので、ぜひやってみてくださいね!
魔法の生き物との出会い:神秘的なクリーチャーと魔法生物の展示
映画に登場する神秘的な魔法生物たちも、このツアーの大きな見どころです。
ハグリッドの小屋に足を踏み入れると、彼が飼っていた巨大な怪物や、バッキービークといった生き物たちに出会うことができます。特に、映画で見たドラゴンやバジリスクなどの巨大な魔法生物のリアルな再現は、訪れたファンを驚かせることでしょう。
また、特殊効果を駆使した生き生きとした動きや音響効果により、これらのクリーチャーたちがまるで目の前に存在するかのような感覚を味わえます。スタジオツアーでは、これらの生き物たちがどのように制作されたのか、アニマトロニクスやCGの技術が詳しく解説されており、映画ファンにとっては制作の裏側を知る貴重な体験となります。
ホグワーツ特急に乗り込もう:魔法学校への旅
このツアーでは、映画に登場するさまざまなセットや小道具、衣装を見ることができますが、その中でも特に注目すべきなのが、あの有名な「ホグワーツ特急」に実際に乗り込めるという特別な体験です。
映画の中でハリーたちが魔法の学校へと向かう時に使っていた赤い列車、ホグワーツ特急。見覚えのある人も多いでしょう。ホグワーツ特急は、キングズクロス駅の9と3/4番線から出発し、魔法の世界へと運んでくれる列車として知られています。
このツアーでは、実際にその9と3/4番線も再現されており、観光客はカートを押して、壁の向こう側へと消えていくあの名シーンを再現することができます。ロンドンまで行かずとも、この特別な魔法の世界への入口を体験できるなんて、なんとも驚きですよね!
ホグワーツ特急の車内に足を踏み入れると、映画の中のハリーやロン、ハーマイオニーたちと一緒にホグワーツへ向かっているような気分を味わえます。座席には、映画の中でおなじみのキャラクターたちの実物大の人形や模型が配置されており、彼らと一緒に列車の旅を楽しんでいるかのような錯覚を覚えます。さらに、列車内のセットは映画そのままに忠実に再現されており、細部にまでこだわった装飾や小道具が、まるで映画のワンシーンに飛び込んだかのような感覚を提供してくれます。
窓の外には、魔法の世界を思わせる風景が広がっており、その風景を眺めながら、実際にホグワーツへの旅をしているような気分を味わうことができるのです。列車が駅に停車する瞬間や、次の冒険へと向かうまでのワクワク感も存分に感じることができ、映画で見たあの場面がリアルに目の前で繰り広げられているかのような臨場感を体験することができます。
ホグワーツ特急の旅は、ただ単に映画のセットを見るだけではなく、その場にいる人々が自ら物語の登場人物になりきることができるという点で、非常にユニークな体験です。列車の中でハリーやロン、ハーマイオニーが交わしていた会話を思い出しながら、自分自身もその世界の一員であるかのような感覚に浸ることができます。写真撮影も自由に行うことができ、家族や友人と一緒に魔法の瞬間を切り取ることができるのも、このツアーの魅力の一つです。
ハリーポッターツアー限定のグッズとお土産:魔法グッズの宝庫
豊島園ハリーポッタースタジオツアーでは、ツアー限定のグッズやお土産が多数販売されています。 公式の魔法の杖やマント、さらには映画の中で登場した小道具を模したアイテムなど、ファンなら手に入れたい商品が目白押しです。
特に豊島園限定のアイテムも数多く揃っており、日本でしか手に入らない特別なグッズが販売されています。ホグワーツの各寮をモチーフにしたアイテムや、スタジオツアー限定のデザインが施された商品など、コレクションとしても価値のあるアイテムばかりです。ファンにとっては、ここでしか買えない特別なお土産が揃う魔法の宝庫です。
ハリーポッターカフェ&レストラン:映画の世界に浸りながら食事を楽しむ
映画『ハリーポッター』に登場する料理を楽しめるカフェやレストランも、豊島園スタジオツアーの大きな魅力です。
その中でも、最も人気を集めているのが「バタービール」。この飲み物は、映画でもおなじみのアイテムで、魔法使いたちの間で親しまれる甘くて泡立つ飲み物として描かれています。実際にこのバタービールを味わうことができるのは、ファンにとって特別な体験です。味は甘くてクリーミー。子どもから大人まで幅広い層に人気があります。ノンアルコールなので、年齢を問わず楽しむことができるのも嬉しいポイントです。映画の中で、ハリーやロン、ハーマイオニーが飲んでいたそのままの雰囲気を再現しており、まるで自分も彼らと一緒にバタービールを楽しんでいるかのような気分を味わうことができます。
レストランの内装にも、魔法界の雰囲気がたっぷりと感じられます。店内は、映画に登場するホグワーツ城やダイアゴン横丁を思わせる装飾が施され、細部までこだわり抜かれたデザインが特徴です。壁には魔法の道具や書物が飾られ、照明も薄暗い魔法界の不思議な世界を演出しており、まるで映画の中に入り込んだかのような気持ちになります。また、テーブルや椅子も映画の世界観に合ったデザインが施されていて、食事をしながら映画のシーンを思い起こすことができるでしょう。写真を撮るにも絶好のスポットで人気があります。
食事のメニューも、映画『ハリー・ポッター』の世界を忠実に再現しています。
ハリーたちがホグワーツの大広間で食べていた料理を再現したメニューや、独自のアレンジが加えられた魔法界ならではの料理が揃っています。たとえば、映画に登場するローストチキンやカボチャジュースといったアイテムが提供されており、ファンにとっては映画のワンシーンを実際に体験することができる貴重な機会です。また、デザートメニューにも力を入れており、魔法をテーマにしたユニークなスイーツが楽しめます。魔法の杖を模したデザートや、ホグワーツの四つの寮をイメージしたカラフルなケーキなど、見た目も楽しめるメニューが豊富に揃っています。
さらに、映画の世界にちなんだオリジナルのメニューも用意されており、ここでしか味わえない特別な料理を楽しむことができます。魔法使いの学校であるホグワーツの生徒たちが食べていそうな豪華なディナーセットから、軽食として楽しめる魔法界のスナックまで、バラエティ豊かなメニューが揃っており、何度訪れても飽きることがありません。また、季節ごとに変わる限定メニューも登場するため、リピーターにも嬉しいサプライズが用意されています。
このように、ハリー・ポッターカフェ&レストランは、映画のファンにとってはたまらないスポットです。食事を楽しむだけでなく、映画の世界に浸りながら、五感をフルに使って魔法界を感じることができるため、訪れる度に新たな発見があります。食事を通じて映画の世界に入り込み、友人や家族と一緒に特別な時間を過ごすことができる場所として、多くの人に愛され続けているのです。
ロンドンのスタジオツアーとの違い。豊島園スタジオツアーの魅力
豊島園ハリーポッタースタジオツアーは、日本国内外の多くのハリー・ポッターファンにとって人気を誇っていますが、ロンドンのワーナー・ブラザーススタジオツアーと比較して、どのような違いや共通点があるのでしょうか。
ロンドンのスタジオツアーは、映画の舞台となった本場の場所であり、膨大なセットや小道具が展示されているため、そのスケールの大きさに感動するファンが多いです。一方で、豊島園スタジオツアーは、コンパクトながらも細部にまでこだわって再現されており、訪れる人々に映画の世界に入り込んだかのような感覚を与えてくれます。特に、細かい装飾や演出が魅力で、「一歩足を踏み入れるだけで、魔法界の住人になった気分になれる」と、多くのファンがその完成度に感嘆しています。
また、日本独自の文化と『ハリー・ポッター』の世界観が融合している点も、豊島園スタジオツアーの特徴です。たとえば、和風の要素を取り入れた特別展示や、日本ならではのデザインが施されたグッズなどが販売されており、これが海外ファンにとって新鮮で特別な体験を提供しています。あるファンは、「日本ならではの繊細さと『ハリー・ポッター』の壮大な世界が見事にマッチしていて、異国情緒を感じながらも、どこか馴染みやすい雰囲気がある」と語っており、このユニークな体験が多くの人に支持されている理由の一つです。
さらに、豊島園スタジオツアーでは、日本語のガイドや説明が充実しており、ロンドンのスタジオツアーでは感じにくい「日本ならではの心配り」を体感できるといった声も多く寄せられています。これにより、英語が苦手な日本人ファンや、外国から訪れた観光客も安心してツアーを楽しむことができる点が評価されています。日本のファンにとっては、自国で気軽に『ハリー・ポッター』の世界を深く体験できるのは大きな魅力ですし、海外ファンにとっても、日本ならではのホスピタリティを感じながら映画の世界に浸れるという点で、他にはない特別な場所となっています。
豊島園ハリーポッタースタジオツアーを最大限に楽しむためのヒント
豊島園ハリーポッタースタジオツアーを最大限に楽しむためには、事前の準備が重要です。
まず、チケットは事前予約制ですので、特に休日や連休中に訪れる予定がある場合は、早めに予約を済ませることを強くおすすめします。人気のある日程はすぐに埋まってしまうことが多いので、訪問する日を決めたら、できるだけ早く予約を取るようにしましょう。
また、混雑を避けるための訪問時間帯を考慮するのも賢い選択です。平日やオフピークシーズンに訪れると、比較的空いている時間帯でゆっくりとツアーを楽しむことができるでしょう。
ツアー自体の所要時間は、約4〜5時間を目安にしておくと良いでしょう。
スタジオ内には、映画で使用されたセットや小道具がたくさん展示されており、それらを一つ一つ丁寧に見て回ると時間があっという間に過ぎてしまいます。また、途中でカフェやレストランに立ち寄ったり、グッズショップを楽しんだりする時間を含めると、さらに時間が必要になるかもしれません。特にカフェでは映画に登場するバタービールなど、ハリー・ポッターの世界観を体験できる飲食メニューが楽しめるため、食事の時間もぜひ計画に入れておきましょう。グッズショップも豊富なラインナップが揃っており、限定アイテムを購入するチャンスです。
ツアーの雰囲気を一層楽しむためには、ハリー・ポッターのローブを身に着けるのがおすすめです。実際に訪れてみると、多くの参加者がホグワーツのローブやキャラクターのコスチュームを着ており、これが魔法の世界に没入する手助けとなっていました。ローブを着ることで、よりリアルに映画の世界に入り込むことができ、写真撮影も一層本格的なものになります。ファンとしては、ローブを着て記念撮影をすることで、ハリーポッターの世界の一員になったような特別な体験ができるのは嬉しいポイントです。
ローブを持っていない場合でも、スタジオツアーの入り口近くのお土産売り場で購入することができます。少し値段が張りますが、実際に羽織ってみると品質が非常に高く、ファンならば一着手に入れておく価値があるでしょう。購入後は、ツアー全体を通してローブを着用し、全力でハリー・ポッターの世界観を堪能することができます。もちろん、ローブを着た状態でツアーに参加すると、他の参加者との一体感も感じやすく、より楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
他にも、スタジオツアーではガイドブックやオーディオガイドを利用することで、展示物の詳細な説明や映画の裏話を聞くことができ、さらに楽しみが広がります。特に、映画の制作背景や撮影に関するエピソードを知ることで、映画の世界がより深く理解でき、展示物の見方が変わることもあります。ガイドブックは持ち帰ることができるので、後で見返しても楽しい思い出が詰まった一冊となるでしょう。
最後に、訪れる前に天気予報を確認し、歩きやすい靴や服装で行くことも重要です。スタジオ内をじっくり回るため、快適な服装で臨むと、一日を通して充実した時間を過ごすことができます。
まとめ:魔法の世界に浸れる豊島園ハリーポッタースタジオツアー東京の魅力
豊島園ハリーポッタースタジオツアーは、映画の世界を忠実に再現し、ファンにとって忘れられない体験を提供しています。映画セットや小道具、魔法の生き物との出会い、そしてインタラクティブな体験が満載で、すべての年齢層にとって楽しめるスポットです。また、映画の裏側を知ることができる貴重な機会も提供されており、ハリーポッターの魔法の世界をより深く理解することができるでしょう。
このスタジオツアーは、東京の新たな観光名所としても注目されており、国内外の観光客にとって訪れる価値のあるスポットとなっています。ハリーポッターファンであれば、一度は訪れてみたい場所であり、その魅力は時間が経つほどに広がっていくことでしょう。